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付き合いません
宗氏(←)夢主
私はあす高に通う平々凡々な2年生
個性豊かな人たちが揃うこの学校では普通すぎてむしろ少し浮くほどに普通である。
まぁこれも個性か
そんな私とは真逆のような存在が同じクラスにいる。
副生徒会長で8区の観光区長をしている輝夜宗氏くんである。
ある事件により一等級になったとはいえ彼はとても良い人なので私は密かに憧れている。
どんなところが良いかというと、ほら、今まさに
友達でもない私が課題の提出を忘れているのを伝えに来てくれたのだ。
優しすぎやしないだろうか
課題を集めてくれるだけでもありがたいのにこういう声がけまでできるとは、あっぱれ。
あ、手が当たった
放課後、今は自分の部屋のベットで寝転んでいる。
思い出すのは当たってしまった宗氏くんの手の感触
そう呟いて、熱くなった頬を冷たい手で冷やして、ふと気付く
あぁ、宗氏くんの手が温かかったんじゃなくて、私の手が冷たかったのか。
緊張していたから
気付いてもどうともしないけど。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!