第3話

残り6日
55
2025/08/15 09:35 更新
えー、みどりくんカタコトが外れてます
あと1話1話がばか長いです
それでもいいよーって方だけ!
ではいってらっしゃい!
いつも通り朝起きて顔を洗う
いつもと違うのはこの目の色
これは慣れそうにないな
制服に着替えてから
美味しそうな匂いに誘われて
私はリビングへ足を運ぶ
おはよ、お母さん
お母さん
おはよう!
そこにトーストあるから!
私はトーストを手に取る
あなた
いただきます!
私はトーストをかじる
サクッと美味しそうに音を立てる
実際おいしいけどね!
お母さん
学校…本当に行くの?
夏期講習くらい行かなくていいのよ?
あなた
うん、行くよ?
お母さん
無理はしないでね?
あなた
大丈夫だよ!
私、高校好きだからさ!
きっと病気のことを心配してる、あとは
私は小学校後半から中学校前半にかけて
いじめられていたからそれを気遣ってのことだろう
優しいなぁ
お母さん
それならいいんだけど…
絶対に気をつけてね?
あなた
はいはい、わかってるってw
私はごちそうさま、と手を合わせてから
荷物をまとめる
そろそろかな
ピンポーン
お、来た
あなた
じゃあ行ってくるね〜!
お母さん
いってらっしゃい!
私はドアを開ける
すると見慣れた人影があった
少しぼさっとした茶髪、
外出が少ないからか白くて綺麗な肌、
優霊 緑
おはよ
少し高めの可愛らしさを感じる声、
その姿になぜか安心する
あなた
おはよ、みどりくん
私は少し俯きつつ、言う
優霊 緑
?なにかあった?大丈夫?
あなた
えっとね…その…
私は覚悟を決める
突然でドラマ性のかけらもない
しかも目を合わして言うこともしない
病気で可哀想だからって理由で
付き合ってもらいたくないからね
でも理想の告白とは遠くかけ離れてる
けど、それでも伝えなきゃ後悔する
あなた
私っ、ずっとみどりくんが好きだった!
優霊 緑
…へ?
言ってから思った
これ、断られたら気まずくなっちゃうな
あーあ…なにしてんだろ
私は少し絶望を感じながら返事を聞く
優霊 緑
俺は…
優霊 緑
……いや、違うな、俺も好き
初めて会った時からずっと好きだった
あなた
…え、ほんと?
優霊 緑
うん、でもあなたの下の名前に言わせちゃった、
ごめんね
あなた
え、いやいやそんな!
喜びと驚きでどうにかなりそうという反面、
案外、すぐに終わったなとも思う
これも実感がないってことかな
そう思ったら少しもったいない気持ちになる
優霊 緑
だからその先は俺に言わせて?
みどりくんが私の手を取る
あれ、こんなに背高かったっけ…
優霊 緑
俺と付き合ってくださいっ…//
答えがわかっているはずなのに
それでも不安そうにするみどりくんに
初々しさを感じる
あなた
よろしくお願いします…!//
優霊 緑
…へへっwなんか変な感じ
あなた
ねww
優霊 緑
でもなんで急に…?
しかも目が…
あなた
…あー、なんか突発性透眼症って言うらしいんだけど余命宣告されちゃって!
残り1週間しか生きれないっぽい
私はできるだけ明るく言う
少し早口になっちゃったな
優霊 緑
…はッ?
優霊 緑
え、嘘…でしょ、?
優霊 緑
そんなの…なんかの、勘違いで…!
こんなに焦るみどりくんを初めて見た
でもね、本当なんだよ
私もずっとみどりくんといたいんだよ
そう言いたい気持ちをぐっとこらえる
言ってしまったら
死ぬ時に泣いてしまいそうだから
優霊 緑
…治らないの?
あなた
え?
優霊 緑
治った前例とかさ、なにかないのかなって
あなた
一応あるにはあるけど…
優霊 緑
じゃあ…!
あなた
でも少ない上に理由が
よくわからないんだって
優霊 緑
そう、なんだ…
あなた
でも綺麗らしいよ、
治ってくると目に色がついてくんだって!
優霊 緑
へぇ…不思議だね…!
私達は歩きながら話す
こんなふうに話すのも後少しか…
優霊 緑
…あのさ!
あなた
?…どしたの?
優霊 緑
俺、治すためにできることは全部やる!
だから…な、なんて言えばいいかな…
みどりくんはあたふたしながら言葉を探す
あなた
…ふふっ
優霊 緑
へ?
あなた
ありがとう、みどりくん
私そういう優しいとこ好きだよ!
優霊 緑
と、当然だよ…//
私は治るなんて期待しない
治らなかったときが辛いから
けど、みどりくんなら、って
そう思ってしまう自分もいる
あなた
…ばかだなぁ
優霊 緑
ん、どうかした?
あなた
ううん!なんでもない!
急がないと遅刻しちゃうかもよ?
優霊 緑
え、まじじゃん!あなたの下の名前も急ぐよ!
あなた
はーい!w
学校にて…
授業はあっというまに終わり昼休み…
優霊 緑
あなたの下の名前屋上いこ〜
あなた
うん!行こっか!
雅須都 麗羽
ちょっと?
優霊 緑
あ、レウさんだ
雅須都 麗羽
レウさんだ、じゃないのよ!
忘れないで!?
優霊 緑
ごめんごめんw
あなた
ww
雅須都 麗羽
っていうかあなたの下の名前、目どうしたの?
優霊 緑
……
あなた
…あとで話すね!
ほら行こっ!みんな待ってるよ!
雅須都 麗羽
う、うん…?
屋上までの階段をのぼる
ガチャ
みどりくんがドアを開ける
青鬼 羅太
お、来た来たー!
金豚 京
遅いぞー!
紺田 澪
きょーさんは最初からいたでしょw
金豚 京
細かいことはええやろ!
青鬼 羅太
ww
…あれ、あなたの下の名前目どうしたの?
みんなの視線が私に集まる
私は簡潔に話す
青鬼 羅太
…え、いや…ッな、は?
金豚 京
…なんであなたの下の名前なんや…ッ!
雅須都 麗羽
おかしいだろ…こんなのッ
みんなやるせない顔をしている
だからあの発言は意外だった
紺田 澪
…教えてくれてありがとう
みんな
!!
優霊 緑
コンちゃん…?
紺田 澪
残り少ない時間を悲しみで埋め尽くすのは
もったいないでしょ?
紺田 澪
どんなに俺らが悔しく感じても
どうしようもない
紺田 澪
だったら今はあなたの下の名前に幸せを感じてもらう
ことが俺らにできることじゃん
紺田 澪
それに、1番辛いのはあなたの下の名前だよ
みんな
…!
金豚 京
そう…やな!
金豚 京
俺らがうじうじしてどーする!
青鬼 羅太
そうだよな!さすが最年長!
コンちゃんにしては良い事言うじゃーん!
紺田 澪
俺にしてはってなに!?
雅須都 麗羽
ww
…あ、じゃあ週末にやるお祭り
みんなで行こうよ!
あなた
あれ週末だったんだ!
青鬼 羅太
お、いいじゃん!いこーぜ!
優霊 緑
金豚 京
いや〜、楽しみだわ!
紺田 澪
花火も上がるらしいからね!
優霊 緑
あ、えっと…
あなた
ん?みどりくん、どした?
優霊 緑
あっ…!そ、その…さ
優霊 緑
俺、あなたの下の名前と2人で花火見たいなって…//
あなた
…!//
青鬼 羅太
え、もしかして2人ともそういう…?
私とみどりくんは頷く
雅須都 麗羽
…え!?おめでとぉぉーー!!!
青鬼 羅太
いつのまに…!!?
金豚 京
あぁー!!やっとかぁぁー!
長かったな!
紺田 澪
今度、お祝いしない?
青鬼 羅太
お、いいじゃーん!
一気に話が進む
あなた
ちょ、ストップ!!
頭追いついてないんだけど…!
金豚 京
ん?どした?
優霊 緑
長かったって何!?
金豚 京
いやお前ら両思いなのバレバレなんだわ
あなた
え!?
優霊 緑
え!?
青鬼 羅太
俺、フラれた後みどりくんを見て
察したもん
雅須都 麗羽
あれはまじで勝ち目ないよw
紺田 澪
まぁそういうことよw
あなた
はぇ…
優霊 緑
そうだったんだ…
キーンコーンカーンコーン
青鬼 羅太
うわっ、時間やばくね!?
紺田 澪
急げ急げ!
金豚 京
ほら急げ急げ〜w
優霊 緑
うぜぇwあなたの下の名前行こ!
みどりくんが私の手を引く
あなた
うん!
雅須都 麗羽
…え、俺はぁぁーー!!?
不安や恐怖の中に希望が芽生えたような月曜日だった

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