忠「あ、あなた来たん？」

あなた「ｸﾞｽﾞｯ､、ﾋｯｸ、ｹﾞﾎｯ、」

挨拶できないくらい、

わたしは泣きまくってた。





龍「すいません、こいつ、ちょっと不安爆発したみたいで、」

忠「ステージ立ったあんな堂々としてんのにな。」

…え、？




忠「ドリボ、ちょっとだけ観にいってん。」

あなた「えっ…」

忠「どうしたん？何が不安？」

龍太くんに背中をさすられ、


わたしは深呼吸しながら呼吸を整えた。

あなた「1週間、…ｸﾞｽﾞｯ､、ほんまになんもできんくて、ｸﾞｽﾞｯ､、ぜんぜん歌えへんし、体力落ちてて、ｸﾞｽﾞｯ､、踊れる気しなくて…ｸﾞｽﾞｯ､ﾋｯｸ、、みんな、ｸﾞｽﾞｯ､わたしが休んでる間がんばってたのに、…ｸﾞｽﾞｯ､、追いつけんかったら、迷惑かけちゃうから、怖くて…っ、ｸﾞｽﾞｯ､」

忠「そっか。じゃあ、ちょっとの間分かれてやろか。」

あなた「え、？」

忠「急にみんなとやってもまた体調壊すだけやろ。」

そんなわけで、



それから数日は、

わたしはみんなとは分かれて、

1人でちょっとずつ稽古した。







少しずつ、

声も出るようになって、

踊るのは、一曲だけで息切れやばいけど、

フリも歌詞も


しっかり覚えた。








佑「あなた、」

あなた「佑吏…」

佑「大丈夫、？しんどそうやな…」

あなた「大丈夫やで、」

佑「今日から一緒にやるん？」

あなた「うん… 連続ではやれへんけど、」

佑「そっか、無理、せんといてな？」

あなた「うん…」

______________________________________________________

流「あなたほんまにこれもやるん？大丈夫？もうちょっと体力戻ってからの方が…」

あなた「大丈夫、これやったら、しばらくわたし休憩やから、」

in大阪でもやった

日本良いとこ摩訶不思議


きついけど

これが一番不安やし。

さすがにやっとかんと…

って思って、

参加したけど。





やっぱりめちゃくちゃ体力奪われて。


終盤もう、

酸素頭にまわらんくて、

クラクラするし、







終わってすぐに、

わたしは近くにいた正門くんと流星に支えられて

壁際にいった。




酸素吸わされて、

とりあえず横になって、





…しんど、

良「顔色よくないなぁ、大丈夫？ちょっとは落ち着いた？」

あなた「だいぶ楽にはなったかな…」

良「そっか。よかった。」

流「でも、すごいな、ダンス、うまなってた。」

あなた「ほんまに…、？」

流「うん。かっこよかった。」

…ドリボ効果、？

わたし、

成長できたってこと、？

あなた「よかった…」

なんか安心した、

…頑張ろう。



体力さえ戻れば、

追いつける。







大丈夫。