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第2話

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2025/10/14 02:45 更新
—午前1時。

僕はいつもよりも4時間ほど前に起き、某・芸能高校の実技試験(ボーカル)の練習をしていた。

深夜だから大声出して歌えないけど、極力声量を抑えて課題曲を歌っている。
そんなこんなで入試会場に着いた。

やっぱり、kpopアイドル御用達の学校だからか、結構早く来たつもりでも人がいっぱいいる。

みんなドアの反射を鏡代わりに使い、ダンスの練習をしている。

ボーカルの練習ができる場所が少なく、人が少ないところを奇跡的に見つけたので、そこでボーカルの練習をする。

すると、ある男子もやってきて、ボーカルの練習を始めていた。

その男子はめちゃくちゃ歌がうまい。

これは合格しそうだな...と思いながらも練習を続けると、その男子のところに大勢の女子たちが集まってきた。

女子たちの声はまるで僕の歌声をかき消していた。


「キャー!!」

「かっこいいー!!」

「これが噂のサンウォンくん!?」

と言う声で溢れかえっていた。
その人は「イ・サンウォン」というらしく、有名な事務所のデビュー組候補として有名になっているという。

その人の顔をよく見てみると、確かにイケメンで、たびたび「助けて」と訴えているように僕とよく目が合う。

だけど...あんな大勢がいる中で助けるとか...無理に決まってるよね
受験会場に移動して、僕の順番を待つ。

あと5人...

あと4人...

あと3人...

あと2人...

あと1人...


とうとう僕の番が来てしまった。
「名前を教えてください。」

試験官の声はあまりにも冷たく、怖い。

「あ...実用音楽科を受けるパク・あなたです...」

あまりにも緊張して、声が小さくなってしまった。

「えぇ??なんて??聞こえないです」

...こわすぎ

「パク・あなたです...」


—何で泣きそうになるんだろう。


「...では、歌を披露してください。」

「はい...」
緊張しまくっていたが、歌はうまく歌えた。

試験官の顔もゆるくなっていた。
—今日は合否発表の日。
もうすぐ高校のサイトに合否が公開される。

「あなたは頑張ってたから、絶対いけるよ。」

お母さんの声は震えていた。


—10時。

震える手をがんばって「結果を見る」に移動させる。

합격合格

とスマホの画面に書いてあった。

「...え??」

「あなた...おめでとう...よく頑張ったね」

お母さんの目には涙が浮かんでいた。

僕は未だに信じられず、手はまだ震えている。
入学式の日になった。

見てくださーい!!!
初めてランキングに登録??されましたー!!
イカゲームからボイプラに変えて良かったです笑笑

もっと頑張ります!!

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