注意⚠
・微センシティブ
・洗脳
頭が回らない
息の仕方も分からなくなってきた
苦しい
助けてほしい
辛い
弱くない_
あれ、声が、でなぃ…
なまぇ、?
葛葉、なんて言ってるの?
聞こえない、
寂しぃょ…
__寂しい?
なんでこんなに気を許してるの?
私可笑しくなっちゃった?
でも、葛葉なら__
気づいたら葛葉に手を伸ばしていた
引っ込めようとしたのに
やっぱり声も体も駄目なまま
そのまま葛葉の方に寄せられる
わかってやってる
性根の腐った発言で少しだけ正気を取り戻せた
だけどやっぱり体は動かないまま
私の声も誰かに乗っ取られたみたい
だから、これは私の発言じゃない
きっとそう
じゃないと私が、私自身が壊れてしまうから
出した声は掠れて消えてしまいそうな声だった
だけど葛葉には聞こえていたようで__
葛葉が口づけをした
口づけなんて可愛いものじゃない
深くて、甘くて
手錠を掛けられている私が
抵抗できる訳もなく
頭が葛葉に支配されてる感覚
全部奪われる
チュッチュゥッヂュ~~~~~ッ♡♡
段々意識が遠のいていく
最後に見えたのは
葛葉の紅い瞳と
"鋭く尖った牙"だった__。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。