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第1話

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2025/12/20 13:00 更新
オフィスに残って一人残業をしていた
あなたの下の名前さんか、まだ帰らないのか
社長_あなたの社長のお名前さんは近くの椅子に座り、腕を組んだまま私を見つめた
あなた
…はい
スーツの上からでもわかる体格と余裕のある視線
社長に話しかけられるとつい意識してしまうのだ
あなた
この資料を今週中に仕上げないと…
真面目だな
だがその顔…
そう言って私の顔を覗き込む
仕事以外のこと考えてるだろ
あなた
いえ、そんなこと_
嘘つけ
デスクと私の間に彼の手が置かれる
逃げ道が消える
そんな目で俺を見るな
あなた
…どんな目ですか
聞き返すとあなたの社長のお名前さんは一瞬黙った
…欲しいそうな目
呼吸が重なるほど近い
頭が真っ白になりそうだ
あなた
社長、近いです
社長って呼ぶな。今は
俺は部下ではなく女と見てる
その言葉に否定しないといけない
しかし声が出ない
黙るってことは否定しない解釈でいいな?
顎に指がかかる
持ち上げられるほどではない
あなた
…ずるいです
ふっ、なにがだ?
あなた
立場も…余裕も
小さく言うと、彼は楽しそうに目を細めた
それでもあなたの下の名前は残っている
そうだろ?
指先が耳の後ろに触れる
あなた
んッ
これだけでその反応するのか?
俺がどれだけ我慢してるか少しは考えろ
あなた
…我慢してるんですか?
ああ
キスするのも、抱くのも
あなた
///
はぁ、、
続けて欲しそうな顔をするな
そう言いながら腰に手が添えられる
引き寄せられる寸前で、止まる
あなたの下の名前が欲しいって言うまで触れない
今日はもう帰れ
あなた
へ?
次二人っきりになったら…
その時は覚悟しておけ
あなた
はい///
背中に残った体温なかなか消えなかった

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