べオウside
タバコを吸っているそらを見つけた
そらは生徒になってからしばらくたつが、訓練に顔を出さずに、サボっていた
この日は大雨で、稽古が中止になり各自自主練。
近くの雨の当たらない所で自分も筋トレでもしようと、屋根のある塀の下にいくと今日も訓練もせず、タバコを吸っていた
俺は少し距離をあけて座った
生意気な口調で俺を煽り始めた
俺は不真面目な生徒にはどう接していいかわからずそんなことを言う
そらside
次の瞬間俺の体がふっと浮いた
べオウに抱えらた
俺だって小柄じゃないはずだ
そんな俺は簡単に持ち上げるなんてほんとに筋肉バカだ
俺は屋根のしたにだされ
俺もこいつもびしょ濡れだ
大雨の中響くたくましい声だた
誰よりも信頼出来て、誰よりも熱い男の声だった
空side
それからべオウは様々なことを教えてくれた
ある日は
この日のキャンプは魚をとったり星空を見たりしてとても楽しかった
他にも
この話をした3日後にべオウは我慢できずに、タバコを吸ってしまって、やっぱ喫煙しない!と言い出し、俺もべオウもタバコライフにもどった
私はベオウとそらの思い出話を笑いながら聞いていた
でもべオウの話でわかったことはそらはなにかをかかえている
明らかに今とは違う口調や態度、そもそもなぜ不真面目なのか、今は成績がいいから私を弟子にしているだろうし
彼に何があったのか私は知ることが出来ないのかな
私はなにもそらについてしらない
知ろうとしていない
彼がなにをかかえているのか
でも私も彼になにも教えてないのかもしれない
お互い様か…
いつかは伝えようと思っている
ただその1歩が踏み出せないだけ
私がそらに教えてなんて言う権利はないか…


















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。