喧嘩別れしちゃったな…
いや、そもそも、私の問題に踏み込んで
逆鱗に触れたあの娘が悪い。
"罰が当たればいいわ"
そんな言葉に今更後悔したって遅かったの…。
あの子が…?
私には信じられない言葉が届いたと同時に、
とんでもない後悔が押し寄せてきた。
私、あの子の母親だったのに…!!
どうしてあんなことを思ってしまったの?
私、あの子と仲直りできてないわ。
酷いことばかりして…
あの子に気を使わないで、
自己中すぎたわ
私の問題は終わったの、終わったのに…
あの子の問題に踏み入れないで
相談だってしてくれたのに…
相談の力にならずにあの子を一方的に叱って…
私、母親に向いてなかったんだわ…。
だから、神様がサクラとハルトを取り上げたのよ…!!
そしてまた大切にできないから…
あの子を取り上げようとしているんだわ…
これはあの娘への罰じゃないわ…。
私への罰…
あの子からしたら救いになるのかしら…
私のバカ…
きっとあの子は思い出せないわ…!!
ごめんなさい…こんな母親でごめんなさい…!!














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!