彰人side
今日はアメリカに行く日だ、
つっても今回はオレ達が歌うわけでもないけどな
そう思いながら搭乗口に向かう
確かに冬弥、
歩道橋の高さでも無理だったよな…
飛行機内にて
………今日行ってない…
連絡するか…って、
機内モードじゃできねぇじゃん、
完全に忘れてたな…
あなたの下の名前…大丈夫なのか、
なんだよそれ…
彰人たちはそんな会話をしていたらしい
だけど…
あなたの下の名前side
今日話そうと思ってたんだけど……
いつもこれぐらいの時間に来るはずなのに来ていない、
しかも連絡もない、
…失望したとか、?
…私が嫌いになったとか、?
…
まぁ、無理もないか…
いつも…ここにいて、
彰人がどんなに頑張ってくれても…言えてなかったんだから、
…
…少し、悲しいけど……
仕方ない…か、


















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!