次の日、私は昨日の出来事に浮かれながら
支度をしていた
朝は出会うこともなく平和に学校までたどり着いた
昼前に1度デバイスに着信があったが、
離れた地域での出現だったため私は気にしなかった
私が会う分全部あげたいよ…
そしたらWinWinじゃん泣
完全に自分から出会いに行ってるよねそれは()
まぁ今日は昼にKOZAKA-C出現したし
もう大丈夫でしょ
しょうがない、ついて行くか…
今思えばこの時完全に警戒心を解いており、
もう出現しないだろうと思い込んだのが運の尽きだった
放課後になり、友人に連れられる
カフェに寄ったり外を歩いてみたり…
久しぶりに放課後を満喫した気がする
少し日が落ちて来た頃そろそろ解散しようとした矢先、
1つ建物を挟んだ向こう側で
数名の悲鳴と共に大きな物音がした
何事か確認する前に私のデバイスに着信が入り、
現実に引き戻された
できるだけ安全な場所へこの子を送り届ける
1番近くの避難場所へ…
まだほんの少し空が明るいということもあり、
小学生くらいの小さい子が沢山走っている
きっと現場にもたくさんいるだろう、
早く向かわなければ、
友人と離れ、すぐに人の気配がないところまで向かう
そのままデバイスを使い変身し、現場へ向かう
まだOriensは到着して居ないようだ
逃げ遅れた人…5人くらいいるな、
避難を優先しよう
その場に取り残された数人がすぐに動きだした
この中に怪我人は居ないようだ
だが視界の端にへたりこんでいる小学生を見つけた
建物破壊の衝撃によって怪我をしているみたいだ
小学生は首を横に振る
仕方が無いので背負って移動することにした
その間にもKOZAKA-Cは建物を破壊していく
少しの間動きを制御出来たら…
今は私に標的が向いていない
チャンスならここしかない、!
武器の弓をかまえKOZAKA-Cの脳天あたりを狙う
風の抵抗もあり少しズレたが、
相手の眉間辺りに矢が刺さった
悶絶している、あいつらには痛覚があるのか…
とりあえず動きが止まっているので子供を背負い、
全速力で、走り出す
この間にヒーローが来てくれたらな…
なんて私らしくもない考えが頭に浮かんだ
𝐍𝐞𝐱𝐭······▸











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!