第6話

#6
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2025/09/15 07:00 更新
ハン
入りまーす!
部屋のドアがあき、ハンがフィリックスを
招き入れる。
フィリックス
あれ?部屋暗いままじゃない?
みんなは?
その瞬間、パチっと電気がつき、部屋が照らされる。
フィリックス
みんな...?
「「「「ヨンボクハッピーバースデー!!!」」」」
一斉にクラッカーがなり、色とりどりのテープが
飛び出してきた。
フィリックス
うわっ!え?バースデー?僕の?
キョロキョロと嬉しさと驚きが混じった顔で
フィリックスが辺りを見回す。
チャンビン
サプライズパーティーだよ!
フィリックスがチャンビンに抱きついて、
嬉しそうにしている。
バンチャン
あなた、行きましょう!
バン!と隣の部屋を開けて、みんなのもとに飛び出す。
バンチャンがケーキを乗せたカートを押し、
ハッピーバースデーを歌いながら出ていく。

私も遅れないように、ボガリで飛び出した。
フィリックス
わ!バンチャンさん!
ボガリだ!ボガリもお祝いに来てくれたの?
とても嬉しそうなフィリックスの顔を見て、
こちらも嬉しくなる。
バンチャン
ゲストのボガリでーす!
ヨンボク誕生日おめでとうー!!
ほら!吹き消して!
メンバー達に言われ、フィリックスがろうそくを
吹き消していく。
拍手をし、みんな幸せそうだ。
バンチャン
じゃあ、みんなからプレゼントがあります!
バンチャンに手招きで呼ばれ、不思議に思いながら
近づいていく。
バンチャン
はい!ヨンボク!
ずいっと、フィリックスの前にさしだされ、
バンチャン
プレゼントのボガリです!
あなた
(ど、どういうこと!?)
目の前にフィリックスがいて、頭はパニックだ。
渡すプレゼントは今持ってないし、そこは打ち合わせで聞いてない。
私がアタフタしていると、その様子をにこにこして
フィリックスは見ている。
そして近づくと、
フィリックス
バンチャンさん。ありがとう。
すると、ふっと、周囲が明るくなる。

ボガリの頭が取られたのだった。
あなた
ちょ、ちょっとフィリックスさん?!
違います違います!
慌てて被ろうとするが、着ぐるみの手が届かない。
バンチャン
あなたさん、大丈夫。
あなた
バンチャンさん!
全然大丈夫じゃ..
泣きそうになりながら、慌てていると、
フィリックスが目の前に跪いて何か持っている。
フィリックス
あなた、Will you marry me?
開かれた小箱には、キラキラと輝く指輪が入っている。

そして、私が驚くより先に、メンバー達が
慌てている。
バンチャン
ちょ、ヨンボク?!告白じゃないの?!
リノ
え、プロポーズするのは聞いてないんだけど
チャンビン
ヨンボク早い早い!
スンミン
...ヨンボク
ハン
告白のサプライズじゃなかったっけ?!
ヒョンジン
ヨンボク面白すぎるんだけど。
アイエン
僕は何も言いません
口々に驚きの言葉を発しているメンバー達を無視して、フィリックスは続ける。
フィリックス
あなた、住む世界が違うなんて、言わないで。
住む世界が違ったら、僕たちは出会ってない。
なかなか一緒にいる時間はとれないかもしれない。
でも僕は、いつでも君を想うよ。
あなた、返事は?
真剣な瞳で、真っ直ぐに見てくるフィリックス。

私を好き?
あのフィリックスが?
ていうか結婚?

頭の中はパニックだったが...
あなた
...はい。私もいつも、あなたを想います。
その瞬間、フィリックスに抱きしめられる。
フィリックス
良かったー!!
ありがとう!愛してるよ!
バンチャン
とりあえずサプライズ成功ってこと?
リノ
断られるかと思いました。
2人は笑いながら話しているが、
私の頭はパニックだ。
あなた
あ、あの!ちょっとみなさん?
今日フィリックスさんの誕生日パーティーでは?
バンチャン
あなた...ごめんね騙して。
ヒョンジン
ヨンボクが、君に告白するためのサプライズだったんだけど、まさかのプロポーズでこっちまでサプライズされた気分だよ。
フィリックス
あなた、今日の主役はね、君なんだよ。
僕の大切な人。
首から下がボガリのままアタフタしている私を、メンバー達が囲む。
バンチャン
あなた、おめでとう。ヨンボクをよろしくね。
リノ
仕事ない時は、遊びに来てくださいね。妻として。
チャンビン
サプライズ、どうでした?
仲良くしてくださいね!
スンミン
僕たちも想定外だったけど、ヨンボクは良い人だから。
ハン
あー!あなたとられた笑
なんてね笑
幸せになってね!
ヒョンジン
ヨンボクは、良い人です。
なんか困ったら言ってください笑
アイエン
ヌナ!フィリックスさんをよろしくお願いします!
フィリックス
あなた。僕は、君を幸せにするよ。
世界で、1番大切な人。
そう言いながら、顔を近づけ、頬にキスをされる。
フィリックスの誕生日サプライズのはずが、
私への告白?だったなんて、まさか現実じゃないのでは、と考えてしまうが、
私を愛おしそうにみる、フィリックスの瞳が、
それが嘘ではないことを証明してくれる。
バンチャン
さ、イチャつきだされてもこまるので、
ヨンボクのバースデーパーティーも始めましょう!
バンチャンの一声で、パーティーを仕切り直す。

隣には大好きな人が嬉しそうに笑って、
みんなからプレゼントをもらっている。

まさか自分にもこんな大きなプレゼントが
あるだなんて、思ってもみなかった。
あなた
あ、忘れてた。
フィリックスさん?
フィリックス
ん?どうしたの?
私が、彼にとって大切な人であるのなら、
私は彼以上に彼を大切に、愛していくんだ。
最大級の愛を込めて
あなた
フィリックス!ハッピーバースデー!!
毎年あなたの誕生日を、1番近くでお祝いしていきたい。

あなたは私の、最愛の人。

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