西畑side
レッスンから帰ってきたら
もうあなたの靴があって
帰ってきてたんやなって思って
西畑「あなたー」
って部屋入ったら
西畑「いない…」
まさかと思って俺の部屋行ったら
あなた「zzz…」
俺の部屋で勝手に寝てました
いや、ちょっと待って?
可愛い…
殺す気か?
でもここで寝られると困るんで起こします
西畑「あなた起きて」
あなた「zzz…」
西畑「起きて?」
あなた「ん…」
西畑「あなたー?おーきーて?」
あなた「ん…ん?あ、おはよぉ」
西畑「ここ俺の部屋」
あなた「だーご?ん?ねー、ぎゅーして?」
西畑「なんでー?」
あなた「だって…だーご好きだから」
好きだから…だって?
うん、
…殺す気か?(2回目)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!