朝・・・・私は、布団でゴロゴロと転がり
ながら、目覚ましをとめ、スマホを
確認する・・・
たしか・・・昨日、先輩は、
リビングで寝るって、言ってたな・・・・
私は、1人でキャ〜♡と、叫びながら、
先輩が寝ている、リビングのソファーヘ
忍び寄る。
私は、驚きのあまり、大声で
叫んでしまう!!
先輩が、子供から大人に戻ってる!?
どさくさにまぎれて、先輩に抱きつこうとして
スルリとかわされ、地面に頭をぶつける。
先輩は、私の言葉を無視して、
「よっしゃあああ」と喜んでいる。
指と指を合わせ、もじもじと話す
私・・・
私と、先輩の恋の物語は、始まった
ばかりだったんじゃないですか!?
じりじりと、距離を近づけて
怖い表情の先輩・・・・
トン・・・ついに、私は、壁まで
追い詰められ、逃げ場をなくす。
可愛い先輩の時には、なかった
この迫力・・・すさまじい
そんなこと思ってるひまは、ない・・・
先輩に、なにされるかわからないよ!!
ふっ、風呂ですか!?私の・・・
お風呂、のぞくんですか?
ダメです、それだけは、ご勘弁を・・・
グイッと、アゴをつかまれ、
あわててうなずく私・・・
パシャっ
先輩は、フンと言って、私の家から
出て行った。
私は、ペタンと床に座り込んだ。
先輩、私の写真なんか、欲しかったの?
まさか、悪用いたりとかは・・・
しないよね?
写真を・・・先輩に・・・撮られた。
先輩の使ってた、モーフを見つけ、
ギュッっと抱きしめた。
顔を、すりすりと、こすりつけて
匂いをかごうとした瞬間
ガチャリと、再びドアが開いた。
先輩が、プルプルと拳を握る
ガチャンとドアが閉まる。
ガクンと、落ち込む・・・
ああ、学校で先輩にあわす顔が
ないよーーーーー!!!
私は、涙ぐみながら、朝ごはんを
食べ、学校に向かった。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。