真美ちゃんとは、惟真くんのお母さんのこと。
*真美さん架空の人物です
わたしのお母さんと惟真くんのお母さんは高校の同級生で。
今こうして隣同士に住んでいるのは本当に偶然。
ちなみにわたしのお父さんは今は単身赴任で少し離れたところに住んでいて、家にはわたしとお母さんしかいない。
何やらあわただしく家を出ようとするお母さん。
さっきから時計を気にしている様子。
それに飛行機の時間が〜とか聞こえたの気のせい?
あれ?なんで今日に限ってこんなにいろいろ念押ししてくるんだろう?
それに緊急の用があったら戻ってくるって、どこかに行くんだろうか?って考えている間にお母さんはササッと支度をして家を出て行った。
結局何も聞くことができないまま。
っと、こうしちゃいられない。
わたしも早いところ食べないと遅刻してしまう。
ゆっくりしている間にも時計の針は進んでいる。
朝ごはんをほっぺに詰めるように食べて、牛乳で流し込む。
すると、惟真くんの綺麗な指先がわたしの口元に伸びてきて。
唇の真横を惟真くんの親指がすれた。
たったこれだけの動作が、わたしをどれだけドキドキさせてるか惟真くんはぜったいにわかっていない。
動揺しちゃいけないって言い聞かせようとするのに、
触れられたところが熱をもって冷めないまま、それが顔全体に伝染したみたいになって。
嬉しそうな声のトーンで惟真くんが言うから、恥ずかしくなってパッと顔を伏せる。
こんな真っ赤な顔これ以上見られたくない。
耳元でわざと、ボソッとささやきながら誘惑するような言い方をするのはずるい。
イジワルさを含んだ声が聞こえたと同時。
スッと顎に惟真くんの指先が添えられて、
簡単にクイッと上げられて、バッチリ目があった。
頭を抱える動作をしながら、わたしから距離を取る惟真くん。
こうして朝ごはんの時間は終わり。
いったん部屋に戻って制服に着替える。
学校に行くときのわたしは、家にいるときのわたしとは少しだけ違う。
つまり..."ふたつの顔"を持っているのだ。
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お久しぶりです!!!
テスト期間だったため、更新できませんでした😢
楽しみにしてくださっていた方申し訳ないです😖
更新してない間に新作ランキングに載ってたみたいで!!!びっくりしました!!!
読者のみなさまのおかげです🥺ありがとうございます!!
これからまた更新頑張るので❤、💬、⭐お願いします!!!
次回もお楽しみに〜♡♡♡












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!