第9話

先祖
27
2024/06/07 13:00
あなたside



千歳「デンタツ!デンタツ!今スグ本部へ
向カウベシ!」



あなた「分かった。ありがと千歳。」




私は師範にすぐ戻ってくると伝えて屋敷を出た。







本部ってここだよね、



前は胡蝶さんが一緒に着いてきてくれたから大丈夫だったけど。



?「あ゛?迷子か?」



すごく怖い人に話しかけられた。



?「しゃーねーな。案内してやるよ。」



あなた「あ、ありがとうございます。」



私は傷だらけの男の人に御館様のところまで連れて行ってくれた。



?「御館様。例の継子をお連れしました。」



御館様「ありがとう。実弥。」



不死川「失礼します。」



不死川実弥という人はそこでいなくなり、



御館様「あなた。おいで。」



あなた「し、失礼します。」



私は御館様の目の前にしゃがみこんで顔を上げた。



御館様「あなたの先祖について分かったんだ。」



あなた「先祖、、、。」



私は唾をゴクリと喉に通し緊張感を持った。



御館様「あなたの先祖はかつての星柱。月宮星夜つきみやせいや。と海柱。水乃凪みずのなぎ。」




星柱。海柱。




御館様「あなたは今無一郎の継子として霞の呼吸を取得中だね。」




あなた「はい。」




御館様「呼吸というのは、鬼を倒す為にとても必要な呼吸。もし星の呼吸と海の呼吸を取得したとしても、あなたの戦い方を大切にしてね。」



御館様「それと、那田蜘蛛山の任務へ行くようにお願いできるかな?」




那田蜘蛛山。




あなた「那田蜘蛛山?ですか。分かりました。」




御館様「最終選別から早くも階級が"乙"であるあなたに任せるよ。」




私は御館様に挨拶をしてその場を去った。





先祖が柱か。



星の呼吸。海の呼吸。



1度見てみたい。



御館様が言っていたように、呼吸が増えても私の戦術がある。霞の呼吸は必ず使う。



だって師範が私に教えてくれた呼吸だかr…





ドンッ




あなた「わっ!!!」





私はなにかにぶつかって後ろへ倒れた。

?「おいおい時透の継子じゃねーか」



?「時透に内緒でメシでも食いにいかねー?」

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