桃くんと紫くんのお話。
もう、限界だった。
心も体も
毎日増え続ける痣、
心配してくれない親と先生。
あの日、遊園地に行かせてくれた親も、
優しくしてくれた先生も、
権力って何
お金って何
それは人を追い込む為なの?
こんな事考えたって
世界なんか変わってくれやしない。
世の中全てお金なんだ
いじめられても
権力とお金だけで全て塞がれる
…結局はそうだ
俺が死んでも
特定の誰かしか泣いてくれない
ああ、馬鹿馬鹿しい
もうおさらばだ、死のう、
さようなら、父さん、母さん
そして____
迫り来る地面を前に、そっと目を閉じた。
葬式、見に行ってみようかな
後から気づいた、俺は幽霊になったんだって。
俺の写真が飾ってあった
花を添える親と親戚
そして、、
親友の初兎。
ずっと俺のために気遣ってくれた
優しくて、大好きな親友
気になるなぁ、
そっとバレないように手紙を取り、
読んだ。
その手紙を見て俺は、、
泣いてしまった。
夜が明けるまで。
その後、
りうらとか
まろとかと出会って、、、、
そう言って
彼の命は尽きた。
彼がしてくれたように
俺も手紙を書いた
しょにだへ
俺としょにだが会った時って覚えてる?w
俺はうっすらだけど
たまたましょにだがいじめられてるとこ、
見ちゃったんだ
それで俺が助けに行って
そうやって友達になって
親友になったよね
ああ、、懐かしいなぁ、、
しょにだにはさ、
長生きしてほしかったけど
俺がそんな事言えないよね笑
…本当に色々な事があったね
俺、まろの自殺、止められたかなぁ、、
まあ、首長くしてまっててよ笑
しょにだの一生の親友!ないこより
泣いてしまった。
まさか返されるなんて思っとらんかったから。
まろちゃんがいつか人を救えることを……
そう言えばこう言うの書いてなかったなぁって、
桃くんにとっても紫くんにとっても
お互いはかけがえのない存在なんじゃないかなって
思ってます笑