雨も止み 。
散策再開
快晴の空の下を歩きながら
俺達が覗いた穴は
炎 や 血で荒れ狂った世界だった
空 、、
ここは、 上空に建てられた 、 都市 、?
、 ファンタジー過ぎるけど
今は それしか思いつかない 、
まだ 世界は 地獄 。
あの怪物と覆面集団が いる 、
、 そういえば
玄関であの覆面に問いただした時 、
『子供か、』 って
、 子供 だとしても
なぜ この7人が、
考えられるのは
この 7人が会ったのは
偶然じゃなくて 必然 、
なんらかの 関係が あった、
まだ、 俺には 分からない 、 な
数分 、 沈黙が続いた
また、 気まずい沈黙が続いた
気まずい沈黙に 耐えられる訳がなく
俺は言葉を放った
こんな明るい空に
こんな暗い雰囲気は 見合わん
、 というか
ここはずっと明るい
なにか で この都市は覆われている、?
もし覆われてるとしたら
虹が出るのは おかしいか 、 ?
分からへんな 、
この都市は 謎ばかりだ
七門の城 、 003 、 城周辺
思いついたらキリがないくらい謎なのに
この都市に拒否感がない
寧ろ 、 心がホッとする
なんとなく
話題を振ってみたが
皆の表情は浮かないまま
、 しかも
こんな 大きな都市が
突然 、 しかも 一瞬で
この地球に降りてきた
眩しい光 と 耳鳴りと共に
、 、
ここが 空じゃないとしたら
、 一旦 それに仮定して 考えよう 、
良かった 。
皆に 笑顔が戻った
確かに
映像 だとしたら
鮮明過ぎた
ここが空か確認する方法
穴から手を出す 、
単純なことだった
ある程度腕を振り回したが
画面に触れることはなかった 。
風が少し靡くぐらいだった
紛れもない
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!