第2話

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2025/10/16 09:14 更新
ミク
ミク
いらない子はだぁれ!
次の瞬間、目の前の席に知ってる顔が現れた
司
彰人?暁山、?桃井、あい…り、?
彰人
彰人
は、?
瑞希
瑞希
な、なんで、!?
瑞希
瑞希
ボク、さっきまで家にいたはずじゃ、、!
愛梨
愛梨
どういうこと、?
司
どういうことだ、!?
司
おいミク!!!!
ミク
ミク
はい!なんでしょうか!
ミク
ミク
まさか、ルールを忘れたわけではないですよね?
ミク
ミク
この中から1人いらない子を探してください!
瑞希
瑞希
いらない子、?
彰人
彰人
おい、どういうことだ!!!!
ミク
ミク
まあ、ルール説明しなければフェアではないですか、
そうやってミクはさっきオレに言ったルールを彰人達にも説明した
説明していくうちに彰人達は青ざめていった
愛梨
愛梨
処分なんて、そんなの、、、
ミク
ミク
まあもう決まったことですので!
ミク
ミク
それでは司サマ!この中からいらない子を1人選んでください!
ミク
ミク
事前に入っている情報は司サマのお手元の紙に書いてありますのでそちらを読んでくださいね!!!
司
質問は、してもいいのか?
ミク
ミク
はい!あちらのいらない子候補にも、私にもどうぞ!
手元にある紙を読んだ
どうやら昔やった悪事などが書かれているようだった
こんなものを見ても決まらない、と思っていた

どうやらそれは違ったみたいだ
司
なんだこれは、
まず1つ目にページをめくる手が止まったのは彰人のページだった
『東雲彰人は青柳冬弥を殴った』
と書かれていた
見間違いかと思い再度見てみたが、やっぱり書いてある
司
彰人が、冬弥を殴った、?
彰人
彰人
は、
瑞希
瑞希
弟くん、青柳くんを殴ったことがあるの?
彰人
彰人
それはっ…!
愛梨
愛梨
言い訳かしら、でもそこに書いてあるのよ?
彰人を追い詰めていく暁山と桃井愛梨の目は氷のように冷たかった
ここにいる全員、生きるのに必死なのが目に見えて分かった
彰人
彰人
ち、違います司センパイ!
彰人
彰人
オレが冬弥を殴ったのは事実です!けど、
彰人
彰人
それはBADDOGSを解散しようと言われて、歌が子供の遊びだと言われたからです!
司
冬弥が、?
瑞希
瑞希
そんなの嘘じゃん!
彰人
彰人
ちげぇよ、ちげぇって、!
司
ミク、この話は本当か、?
ミク
ミク
分かりますが、教えたくありません!
ミク
ミク
私はこいつらの誰かが有利になる話は一切したくないのです!
愛梨
愛梨
彰人くん、、
彰人
彰人
ちが……
司
待て、まだ全部を見ていない
司
見てから決めても遅くないだろう?
瑞希
瑞希
司先輩がそう言うなら、
愛梨
愛梨
…………
しばらくページをめくっていると、ある1つの文章が目にとまった
『桃井愛梨は花里みのりを虐めていた』
司
は?
虐めていた?誰に?誰が?花里?桃井愛梨が?花里を虐めていた?なぜ?

頭の中がぐるぐるして、上手く考えることができなかった
司
桃井愛梨が、花里を虐めていた、?
瑞希
瑞希
え、?
愛梨
愛梨
違う!!!
彰人
彰人
虐めていた、?桃井さんが、、?
司
ミク、この話は、
ミク
ミク
本当でございま〜す!!!
愛梨
愛梨
あ、あんたさっき私達の誰かが有利になる話はしないって、、、
ミク
ミク
確かに2人は有利になってしまいますが、それ以上にお前がとても不利になるでしょう?
ミク
ミク
そういうことなら教えますとも!
愛梨
愛梨
なんで、
瑞希
瑞希
愛梨ちゃん、これって、、
瑞希
瑞希
本当…なの、?
愛梨
愛梨
う…ぁ"……
愛梨
愛梨
あ"あ"あ"!!!誰にもバレたことなかったのに!!!!
愛梨
愛梨
お前のせいだ!!!!!お前が素直にいらない子にならなかったから!!!!!!
彰人
彰人
は……?
司
彰人、耳を貸すな
今はそれより、あのことを聞かなければ
司
桃井愛梨、なんで花里を虐めてたんだ?
愛梨
愛梨
…ウザかった、
愛梨
愛梨
ウザかった!邪魔だった!殺してやりたいくらいにいらない存在だった!!!
愛梨
愛梨
未熟なくせに私よりキラキラしていて腹が立った!
愛梨
愛梨
だから虐めた!!!
愛梨
愛梨
虐めてもヘラヘラしてて、それが尚更ムカついた!
瑞希
瑞希
そんなことで虐めたの、?
彰人
彰人
まじかよ、、
愛梨
愛梨
そんなこと!?
愛梨
愛梨
私のファンがアイツに取られた!!!私に対するコメントが少なくなっていった!!!!
愛梨
愛梨
アイドルはファンの数が命なのよ!!!
司
もういい…!
あぁ、そうだ
覚悟を決めろ、今目の前にいるやつは



花里みのりを虐めた存在しなくてもいいやつだ
ミク
ミク
お決まりで?
司
あぁ、
ミク
ミク
それでは、いらない子はどいつですか?
司
………桃井愛梨だ
愛梨
愛梨
は、?
ミク
ミク
それではいらない子が決まりましたので!処分の時間に移らせていただきます!
ミク
ミク
処分決行!お願いしま〜す!!!
どこからともなくマネキンのようなものが出てきて、桃井愛梨を連行していく
床から台座が出てきて、桃井愛梨はマネキンたちによってその台座に手足を固定された状態になった
愛梨
愛梨
いや!!!!!そんな…!!!!!!
ミク
ミク
人を虐めるような、そんないらない子には手足は必要ないですよね?
ミクがハンマーのようなものを持ち、笑いながらそう言った
桃井愛梨の目は、先程までの氷のような目とは打って変わって恐怖に染められた目になっていた
愛梨
愛梨
あ……あぁ…………
ミク
ミク
あぁそうそう!司サマ達は耳を塞いだ方がいいかもしれません!
ミク
ミク
私からしたら良い音なのですが、少し苦手な方もいると思うので
オレと彰人と暁山は、言われるがまま耳を塞いだ
ミク
ミク
それでは!いきましょ〜!
愛梨
愛梨
…ぁ……ぃゃ……
ミク
ミク
せーのっ!
そう言いながら桃井愛梨の右腕目掛けて、ハンマーを振り下ろした
空気を切り裂くような悲鳴が部屋の中でこだまする
塞いでいても完全には遮断できないため、オレ達の耳の中に桃井愛梨の悲鳴が入り込んでくる

そんな悲鳴など聞こえていないかのようにミクは左腕、右足、左足と場所を変えてハンマーを振り下ろしていた
最後に

グシャッ。

と音を立てて、桃井愛梨の悲鳴は完全に聞こえなくなった
ミク
ミク
もう大丈夫ですよ!お疲れ様でした〜!!!
永遠に続くような時間が終わった
彰人
彰人
ゔ、おぇッ………
瑞希
瑞希
ゔぁ………ぅ……
司
…………
オレは自分の手を見つめていた

直接手を下していなくても、桃井愛梨を殺したのはオレだ

何も触っていないはずなのに、何故か今だけは自分の手が紅く染まっているように見えた

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