side丈子
私は昼休みを和子と過ごした後自分のデスクに戻ると流星と道枝くん、部長がいなくなっていた。私は、休憩時間のズレていた。福本さんに聞いた。
福本さん「今、イケメンですよ株式会社さんと今後の取引の話をしに行ったよ」
福本さん「あれは、夕方までかかりそうね(。´-д-)ハァ-」
私は、流星が早く帰ってくること願った。
実は、私のお腹の中には、流星との間に出来た赤ちゃんがいた。アウトレットに行った次の日月経が来ないことを心配してママと行った時に妊娠してのが分かった。
検査に行った帰り
ママ「ついに丈子ママになるのか」
ママ「いいの、丈子の人生なんやから、流星くんも丈子を大切してくれそうだし( *´꒳`*)」
そう思い午後の仕事を終えて私はいつも流星と待ち合わせしてた。
私は、優しく、お腹をさすりながら
和子は、察したのか
そう話している目の前には学校帰りだったのか、小学生ぐらいの女の子3人が私たちの目の前を走った。
ブブー!
女の子達が渡る信号は、青信号だったけど車が女の子達に気づかなかったのか猛スピードで迫ってきた。
女の子1「えっΣ(゚ロ゚;)」
女の子2「早く走らないと( > <。)」
女の子3「うん(´;Д;`)」
女の子たちは急いで走るが車のスピードは、早く女の子達に追いついてしまう私は、走って女の子たちの方に行く
私は、女の子たちの3人のうち2人の背中を強く押した。女の子1人は、幸い足が早かったのか渡りきったようだ。でも
キーキー
ドンッ
私はそのままその場で倒れた。車に轢かれると行かれた痛みより倒れた時のアスファルトの痛さの方が強かった。
女の子1「大丈夫ですか?」
女の子2「早く大人の人たちを呼ばないと」
女の子3「お巡りさんも呼ぶ」
女の子2「私、ママに電話かける」
女の子達は近くに居た大人を呼ぶ女の子たちの中にはキッズ携帯を持っておりキッズ携帯を使ってお母さんに電話する子もいた。
和子と長尾くんは、警察、消防に電話をかけており私はここで記憶が途絶えた。
丈子の夢の中にて
次に目覚めたのは、大きな川のそばの花畑だった。
私の目の前には女の子が1人立っていた。女の子は、笑って
女の子「ママ、」
と呼ぶ私はハッとなるその女の子は髪質は私に似ていて雰囲気と顔は、流星に似てる私たちの子供だと分かった。
女の子「黄泉の国だよ、ここの三途の川を渡って天国か地獄に行くの( *´꒳`*)」
女の子「何言ってるのママ?」
女の子はさっきの笑顔とは真逆の真顔を見せた。
女の子「私、ママのせいでここにいるんだよそれなのにパパといたいの」
女の子「ふーん」
納得したのそう安心した途端
ギュー
女の子は私の首を強く占める
痛みなんてないそれなのにどこか苦しい物しかない女の子は笑って
女の子「ママ、ママはね、今生死をさまよってるの( *´꒳`*)でも大丈夫私がママの死を選んであげる」
女の子「これで、私とママずーっと一緒だね( *´꒳`*)」
死にたくない流星とこの先沢山したいことあるもん、旅行も沢山したいし、海外にも行きたい、プロポーズだってまだなのにここで死にたくないそう思った。
流星の声が聞こえる
薄れゆく意識の中集中治療室のベッドの横で私の手を握り続けている流星がいた。ここで終わりにしたくない
私は、女の子の手を振りほどいて、三途の川の反対の方へ走った。
女の子「ママの裏切り者、ママは私よりパパがいいの、私だって、ママと一緒にいたかったよ。°(°´ᗝ`°)°。」
そう泣き叫ぶ生まれて来るはずだった。子供を置いて行くのは、母親の私をより苦しめた。産んであげたいし、この子と流星と過ごす日々がきっと愛おしく思えたはずだったのにでも、私は、流星を1人になんて私には、出来なかった。
気づけば女の子の声は聞こえなくなった。
集中治療室にて
看護師さん「先生、藤原さんの容体が回復してきました。」
初めに聞こえたのは看護師さんの声だった。
集中治療室に医師に見てもらい夜を明かすのだった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。