第6話

第六話 狐神覚醒、最後の戦い
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2026/08/14 02:48 更新
巨大な装置が並ぶ地下施設。
そこには、黒月が作り上げた「狐神の力を集める装置」があった。
ねこば
……こんなものを作っていたの
黒月
人類は進化する必要がある
黒月はゆっくり歩いてくる。
黒月
病気、争い、悲しみ……すべての原因は人間の弱さだ
海斗
だから狐神の力で全てを支配するのか
黒月
支配ではない
黒月
管理だ
ねこば
同じことだよ
黒月は少し驚いた顔をした。
黒月
君の父親と同じことを言う
ねこば
父さんは……間違ってなかった
黒月
ならば証明してみろ
装置が動き出す。
ゴゴゴゴ……
黒い光が施設全体を包む。
ヴァルゼ
まずい……
海斗
何が起きる?
ヴァルゼ
黒月は狐神の力を無理やり引き出そうとしている
ねこば
止める!
ねこばは走り出す。
しかし、黒月の前に巨大な影が現れる。
黒月
これが私の作った力だ
黒い狐のような姿をした存在。
ねこば
……偽物の狐神
黒月
本物と偽物、どちらが強いか試してみよう
白い光と黒い闇がぶつかる。
施設が大きく揺れる。
海斗
ねこば!
ねこば
大丈夫!
狐神の声が響く。
狐神
『力で勝とうとするな』
ねこば
……
狐神
『お前が守りたいものを思い出せ』
ねこばは目を閉じる。
父親の笑顔。
海斗との約束。
そして、今まで出会った人たち。
ねこば
私は……誰かを傷つけるために、この力を持ったんじゃない
ねこばの光が強くなる。
ねこば
守るために……この力を使う!
白い狐の姿が、ねこばの背後に現れる。
狐神
『契約者よ』
狐神
『お前の心、確かに受け取った』
黒月
そんな……
黒い狐の影が崩れていく。
黒月
力ではなく、心で勝つだと……?
ねこば
そうだよ
ねこば
父さんが信じたものだから
黒月は静かにうつむいた。
その時。
海斗が黒月へ近づく。
海斗
黒月
黒月
……
海斗
お前は、本当は分かっていたんじゃないか
黒月
何を
海斗
力だけでは人は救えないってことを
黒月は何も答えなかった。
しかし、その表情には迷いがあった。
突然、施設の警報が鳴る。
ヴァルゼ
まだ終わっていない
ねこば
え?
ヴァルゼ
黒月の裏で動いていた存在がいる
海斗
まさか……
ヴァルゼ
この事件を最初から操っていた、本当の黒幕だ
ねこばは空を見る。
黒い月の紋章が、再び浮かび上がる。
ねこば
まだ……終わってないんだ
海斗
ああ
海斗は前を見る。
海斗
最後の真実を見つけるぞ
ねこば
うん
狐神の少女と、元政府の尋問師。
二人の最後の戦いが始まる。

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