タスキを受け取った晴明は、とても速く走っている
晴明は足速いもんな……
『最後の障害物は、1000段の跳び箱だ~.ᐟ.ᐟ.ᐟ』
ムリだ~…
俺は出れなかったし、ここら辺で活躍しとかないと…((
俺たちが散った時、地面から学園長がぬらりと出てきた
俺と佐野は目を合わせて、微笑みながら言った
晴明が声が聞こえた方に振り返ると、そこには
青空に、セーラー服を着た弐年参組の声が響いた_
ことなんてなく((
グラウンドが笑い声で埋まる
すると突然
晴明がスタンディングスタートの姿勢になり…
ダッ.ᐟ.ᐟ
走り出した
跳び箱の側面を走り抜け、
1000段の跳び箱を飛び越えた
『人間教師の安倍先生、障害物を華麗にクリア~.ᐟ.ᐟ』
『障害物をものともせず、ものすごいスピードでゴールへ向かっている.ᐟ.ᐟ』
『これが火事場の馬鹿力というやつなのか.ᐟ.ᐟ』
『参組、怒涛の快進撃で2位に詰め寄っている.ᐟ.ᐟ.ᐟ』
『そして今……』
『ゴーーール.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ』
『参組生徒たちの捨て身のパフォーマンスにより、逆転の1位~~~.ᐟ.ᐟ.ᐟ』
『…からの写メ~~~.ᐟ.ᐟ』
滑り込みしながら、セーラー服姿の俺たちを撮る晴明
俺も妖はじのキャラになってきてんのかな、
キモって思っちゃった((
俺と佐野が同じ言葉を言い
佐野は平手打ち、俺は妖術を使った((
教室の一角には
マンドラゴラと一緒に優勝の写真が貼ってあった











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!