第56話

55話
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2023/04/18 07:00 更新
あなた
「すまないね。此処なら唯一逃れられるからね。」
碧棺左馬刻
「誰からだ?」
あなた
「違う私だよ。恐らく、残党が指示しているかもしれないが入間君が此処に居ないとなるとどうやら捕まえたらしいね。」
と言うと同時に左馬刻の電話に入間銃兎がかかっきた。左馬刻はスピーカーにして「どうした?」と聞く。
入間銃兎
「本物のあなたさんは見つかったのか?」
碧棺左馬刻
「見つけたわ。連絡するの遅れた。」
あなた
「やあ、迷惑と手間をかけさせてすまなかったね。お詫びとして、後日に何か渡すよ。それに、違う私と例の組織の残党の確保をありがとうね。おかげで、また自由に過ごせるよ。」
碧棺左馬刻
「は?」
あなた
「まあ、治療の時の漣はアレだけど腕は良いだろ?」
入間銃兎
「確かに。寂雷さんと同等の腕をしているらしいですね。」
あなた
「漣は、医者の間では知る人ぞ知る隠れた天才だからね。」
碧棺左馬刻
「隠れた天才か?」
あなた
「戦場で寂雷さんは、日本として活躍してたから日本の医者は誰でも知っているが漣は日本としてでは無かったから医者でも知っている人は居ないよ。」
モブ
「漣さんの治療は、アレですが俺は何度も漣さんに助けられました。」
あなた
「うんうん。私も、最後の戦いで左腕を無くしてしまったけれどその後の治療や義手技師を紹介してもらったからね。」
と言い義手が着いている左手を見せる。その義手は、最新版で多少の防水と無音と防火に優れていた。
モブ
「新しいのに付け替えたのか。」
あなた
「そうだよ。さて、約束通りにそちらの願いを1つ叶えるよ。」
碧棺左馬刻
「あなた、漣から体の状態は聞いた。だから、俺と一緒に暮らさないか?」
あなた
「ああ、勿論だよ。」
モブ
「お前、本当に預言者じゃねぇだろうな?」
碧棺左馬刻
(???)
あなた
「預言者では無く探偵と言いたまえ。この結果は、私が推理した事さ。」
まだ、状況が飲み込めない左馬刻を見て店主が「あんたが来るまで瑠依が“兄さんが制限時間内に来たなら一緒に暮らす。”とか言ってたぞ。」と言う。
あなた
「全く、世界で活躍した探偵を侮らないで欲しいね。」
碧棺左馬刻
「じゃあ、あなた帰るぞ。」
あなた
「ああ。」
舎弟が、運転する車にあなたと左馬刻と理鶯が乗り理鶯を山の麓に下ろした後、左馬刻が借りているマンションに向かう。マンションに着き、漣から渡されていた車椅子にあなたは座り部屋を案内させられ部屋に入る。
あなた
「ただいま。」
碧棺左馬刻
「お、おかえり。」
あなた
「まさか、私が“お邪魔します。”とでも言うと思ったのかい?」
碧棺左馬刻
「悪ぃかよ。」
あなた
「私は探偵だよ。言った後の事だって推理出来るよ。」
左馬刻が、リビングを開けあなたが座っている車椅子を押すとクラッカーの音がなる。中には、たくさんの料理とディビジョン代表チームが全員いたのだ。勿論、東方天乙統女と勘解由小路無花果と合歓もちゃんといる。
碧棺合歓
「お姉ちゃん、おかえりなさい。」
碧棺左馬刻
「合歓が、みんなを集めたんだ。」
山田一郎
「あなたさんが、見つかって良かったです。」
天国獄
「全く、未成年をにまで迷惑かけて保護者に連絡して待ってやっていたんだぞ。」
あなた
「確かに。私が、名探偵だったら変わっていたのかもしれないね。」
碧棺左馬刻
「とりあえず、さっきの言ってやれよ。」
あなた
「確かにそうだね。では、みんなただいま。」
と言いその後は料理を食べて飲み物を飲んで他愛のない話をして気がつけば日にちをまたいでいた。満腹感や寂雷先生の相手をしたりして殆どのみんなが寝落ちした。唯一、起きているのはあなたと一郎だけだった。
あなた
「すまないね。私が、こんな形になってしまったばかりに。」
山田一郎
「いや、無事に此処にいるだけ良かったっすよ。」
あなた
「兄さんにこんなに良い仲間が居て安心したよ。それに、2人が安全に暮らせていたらしく良かった。」
山田一郎
「あなたさん、本当に家族思いなんですね。」
あなた
「今は、確かに家族思いなのは納得いく。だけど、昔の私はそうでは無かったからね。」
山田一郎
「どういう事だ?」
あなた
「私に元の感情を戻させたのは空却と簓は勿論だけど、1番はやはりアルテネッドだよ。」
山田一郎
「一応、あなたさんの過去は空却達から聞かされました。」
あなた
「やはりね。特に、あのとこの事があったからね。だから、私は弟子の1人も守れない普通の探偵だよ。」
山田一郎
「あなたさん、その人の事大切に思ってたんですね。」
碧棺左馬刻
「あなたは、十分名探偵だ。」
と寂雷先生に潰された左馬刻が起きながら言ってあなたは「なぜ、そう言いきれるんだい?」と聞く。
碧棺左馬刻
「俺様の妹だからな。弟子を守れなかっただけでそんなに悔やむな。」
あなた
「兄さんには、かないそうにないね。」
碧棺左馬刻
「そうだ。明日、合歓と一緒に出かけるぞ。」
あなた
「何処に?」
碧棺左馬刻
「母さんのお墓だ。」

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