第4話

❤️×💛No.3
448
2020/03/29 15:49 更新
「……嘘つき。」

「…え?」

「俺、気づいてたんだよ。
るぅとくんの放送見てて。
ちょっと調子悪そうだなって、だから連絡した。」

「え…」

「だからわかるよ、俺
まだ調子悪いんでしょ?
声がなんか…いつもと違うもん」

「…ははっ。」

なんでもお見通し、か。
思わず笑ってしまった。

「なんで笑うんだよ…。
まだ辛いんでしょ?早く寝ないと。」

そう言うと莉犬は俺の手を掴んだ。

「ほら、行くよ」





「…………。」
「…………。」
仕方なく莉犬のあとをついていく。
…まだ手握ったまんまだし。

「…はぁ…。」
冷静になって考えてみるとめっちゃ可愛いな。
僕のために泣くとか。
今だってずっと手繋いでるし…。

「!?どうしたの、るぅとくん!?
ため息…?!なんかまだキツイ?
大丈夫??!」

めっちゃオロオロしてる…

「…ふふっ、大丈夫」

少し涙が出てしまった。
莉犬に気づかれない程ほんの僅かだけど

嬉しすぎて涙が出た。

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