not side
キツく縛りつけながら言っているもう一人のシン。どうやらかなりイラついているようだった。まわりも彼のイラつきに少しビビっているようだった。そこに、
呑気な明るい声が聞こえてきた。シンや陸が拘束した椅子から抜け出していて、それもまた驚いたようだった。
声のトーンが高くなり、これもまた一瞬で姿が変わった。
南雲の一言で空気が凍てつく。
シンや陸も息を呑む音が聞こえた。
南雲は先程あなたの下の名前が倒した殺し屋を担いでは、外に出た。
シンが追いかけるが、もう南雲の姿はなかった。
朝倉side
俺に用事、、なんだろう。
全く心当たりが無いんだけど、、
なんて思っていては、坂本商店から少し離れたところで朝雲は足を止めた。思考を読み取ろうとしたが、南雲みたいにわからなかった。
連絡先を交換したときに、ふとあなたの下の名前の思考が流れてきた。
俺の為、。ありがたいな。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。