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文化祭の買い出しから約数時間
家に帰り、ご飯や風呂などを早く済ませた僕は…
スマホを両手で持ちながら
僕は明日香さんの連絡先を開いて待っていた。
といってもすることは何もないし……
うーん、と頭を悩ませていると外の月に目が行った
満月だ。とても綺麗。
……明日香さんは月から来たのかな。兎だし。
まあそんなワケないか。
でも月から来たって言えばかぐや姫だよね
『作り物語』ってのも嘘だったりして。
でも平安時代には安倍晴明や蘆屋道満がいたし…
ありえなくはない、のかな?
別に何歳でもいいんだけどさ。
どんな年齢だとしても好きなのは変わらないんだし
────プルルルルルルッ!
急に電話がかかってきた。
相手は明日香さんだった。
もしかして、と時間を見てみるがまだ9時30分。
不思議に思うのが1割、嬉しいのが9割。
初めに明日香さんが言ったのは謝罪だった
ん"ん"ん"ん"…やっぱり明日香さんは良い子……
別に僕は良い子が好きってわけではない
明日香さんの心からの表情がすごく好きなんだ。
こういうの、めちゃくちゃ嬉しい。
通話越しから聞こえてくる笑い声。
それはまさに明日香さんのものだった
…あっ、本人に言っちゃった。
僕と話してると楽しい、そう言った。
僕も明日香さんと話すのは楽しい。
明日香さんは自分でも気がついてないようだった
やっぱり、僕だけに見せてくれたんだ。
僕だけに、皆には見せていない。
この事実だけでもう後500年は生きれそう(
好きな人が楽しいって思える世界なら
僕はどこへだって行きたいし一緒にいたい。
でも隣は僕だけがいいっていうのは我儘なのかな。
『明日香さんが幸せになるのを見てるだけ』
ってのは嫌だ。
僕が明日香さんを幸せにしたい。
そんなことを考えていると
明日香さんが僕にとある質問をした。







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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!