ミョンホさんと会った日から数日。
自分でも仕事に対してすごく成長できたなと思う。
ミョンホさんの言葉は魔法のようだった。
自分に自信を持つ。
前向きに生きる。
この言葉を心に閉まっておくと自分に余裕が出来た気がする。
ミスをすることも確実に減ってきている。
仕事が楽しい、そう心から思えている。
本当に感謝しかない。
今日は数日ぶりにこのカフェを訪れた。
今日はカウンター席に座ってみる。
彼を探すために。
シュアがカウンター越しに話しかけてくる。
シュアは目を丸くしてこちらを見てくる。
ミョンホさんにお礼を言いたくて…
と言おうとした時に厨房の方から視線を感じた。
その視線の正体はミョンホさんだった。
えーと、、、何だこの状況
ミョンホさんがずっとこちらを見つめてくる。
私はどうして良いか分からず見つめ返したまま固まっている。
沈黙を破ったのはシュアだ。
知り合い、、なのか?
出会ったばっかりでちょっとしか話してないけど知ってるから知り合いか(?)
会話が面白くてつい笑ってしまう
友達の一歩手前かぁㅋㅋㅋ
それから3人で長い時間会話をしていた。
気づけばまたお店を閉める時間だ。
いつものようにお会計をしてカフェを出る。
ミョンホさん、最初は大人しそうな性格に見えたけど実際話してみれば面白い人で。
また話したいな、なんて
家への道を歩きながらカフェでの出来事を思い出して笑う。
ふとなにか引っかかるものを感じた。
なにか忘れているような…?
大切な、何かを…
道端で大きな声を出してしまったので通りすがりの自転車の人に変な目で見られた。
そんなことはどうでも良くて!!!
あなた、ミョンホさんにお礼の紅茶のティーパックを渡すためにカフェに行ったのに
話に夢中で忘れていました!!!
まだお礼すら言ってない!!!
これは今すぐ言いに行くしかない!!!
私は走ってカフェへ再び向かった。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!