一通り勉強が終わったのは夜の1時頃 、 寝る準備を始めているとスマホが鳴った 。
徹ちゃんからの電話だ 、
📱あなた 「 は-い 、 どしたの ? 」
📱及川 「 やっぱあなた起きてた 。 まだ勉強してるのかな-って 、」
📱あなた 「 今終わったところ 。
徹ちゃんは ? ずっと起きてたの ? 」
📱及川 「 いつも間にか俺の部屋空いてたから今帰ってきたとこ ~ 」
📱あなた 「 早く寝ないと明日に響くよ 」
📱及川 「 それはあなたもでしょ 。 ちゃんと寝なよ ? 」
📱あなた 「 大丈夫だって 、 ちゃんと寝るし 。 」
📱及川 「 そう言って無理するの誰ですか ! ? 」
📱あなた 「 無理してるつもりは無いんだけどなぁ 、 」
📱及川 「 じゅ-ぶん無理してんの ! ほんとにちゃんと寝なね ! ? 」
📱あなた 「 はいはい 。 」
📱及川 「 … 心配だからあなた寝るまで電話繋げてていい ? 」
📱あなた 「 え - … そしたら徹ちゃん寝るの遅くなるでしょ ? 」
📱及川 「 大丈夫大丈夫 、 」
📱あなた 「 一ちゃんに怒られても知らないからね 」
📱及川 「 大丈夫 ~ ! 」
徹ちゃんの頼みで 、 電話を繋げたまま寝ることにした 。
そんな私信用ないの ?
まあ昔無理した私が悪いんだけど 、
新 作 で す っ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。