レッスン終わり俺たちはいつも通り寮に帰った。
ただ、威尊は俺たちと一緒には来なかった。
@寮
フェンファンから呼ばれて一斉にリビングに集まる。
今日は俺がお皿とかお箸とか並べる係だった。だからいつも通り11人分用意した。
俺はその場の空気に抗うことができず
そう言って威尊の分の食器をしまった。
心のなかがナイフで刺されたようにズキズキと痛かった。
威尊の味方でいたい。
でもメンバーに嫌われるのは嫌。
そんな2つの感情が俺の頭の中をずっと彷徨っていた。
本当にみんなあの記事を信じているのだろうか。何となく気になってさりげなく聞いてみた。
みんな本心なのか流れなのかわからないけど、確実に西くんと柾哉くんは信じていないことがわかった。
それともう一つ俺の中には疑問が産まれた。
匠海はどう思ってんねやろー?
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!