彩side
とある夜のこと
私が秀明から帰ってくると同時に、家の電話が鳴ったんだ
母「彩、そこにいるんだから電話取っといてよね」
私はまだ手を洗ってなかったし、うがいもしてなかったからほんとは凄く嫌だったんだけれど、ママがそう言うから仕方なく電話を取ったんだ
私が出ると、小塚くんは安心したように声を和らげた
小塚くんにそう言われて、私の目は思わずキラン!!
KZとは、私や小塚くんたちで活動している探偵チームのことで、若武から集合がかかったってことは何か大きな事件が起こったに違いない!!!
私が意気込んでそう聞くと、小塚くんは
と私の期待通りの返事をくれたんだ
何の事件なんだろ…
私はお礼を行って小塚くんとの電話を切り、しっかりと予習復習を終わらせて眠りについた
若武が遭遇した事件が、どういうものなのかなんて知らずに___











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!