小説更新時間: 2026/04/09 12:51
連載中
拝啓、紙上の君に供花を。

- 恋愛
かつて俺には、最愛の相棒がいた。
誰よりも眩しくて、誰よりも近くにいたヒーロー、宇佐美リト。
君が病に倒れたあの日から、俺は手紙を書き始めた。
病に倒れた君と、君が眠る深夜の病室へ通い続ける俺。
直接会えば「いつもの俺」を演じてしまうだろうから、言葉という名の供花を枕元に置き去ることでしか、本音を晒せなかった。
月日は流れ、俺の手元に残されたのは、輪ゴムで束ねられた十四通の記憶。
『あの日書いた最後の一行から、俺は一歩も逃げ出せていない』
あの日から止まった時間を動かすために、震える指で再び封を切る。
これは、届かなかった言葉と、愛という名の不変の記録。
誰よりも眩しくて、誰よりも近くにいたヒーロー、宇佐美リト。
君が病に倒れたあの日から、俺は手紙を書き始めた。
病に倒れた君と、君が眠る深夜の病室へ通い続ける俺。
直接会えば「いつもの俺」を演じてしまうだろうから、言葉という名の供花を枕元に置き去ることでしか、本音を晒せなかった。
月日は流れ、俺の手元に残されたのは、輪ゴムで束ねられた十四通の記憶。
『あの日書いた最後の一行から、俺は一歩も逃げ出せていない』
あの日から止まった時間を動かすために、震える指で再び封を切る。
これは、届かなかった言葉と、愛という名の不変の記録。
チャプター
全2話
986文字
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