補助監督からすれば
『口の悪い五条家の坊っちゃん』
と
『あなたの下の名前の知り合いのおじさん』
が私の両脇引っ付いていることになる
___部屋内___
時刻は5時半
___ファミレス___
案内されたのは4人がけのテーブル
ズイッと寄ってくる
あー、と口を開ける五条くんに黒蜜がかかった抹茶アイスを運ぶ
さっき告ってきたやつが何を言うんだか…と思った
先程と同じように口に運ぶ
今度は五条くんが私の口へと運ぶ
___ホテル___
ファミレスから帰る途中、
『先帰ってて』
と言ってどこかへきえてしまった
ごろん、とベッドに寝転がる
正面に寝転がる五条くん
がこちらを見ている












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。