第11話

デート編3
3,804
2018/11/28 07:57
あなた
ん?何?
川田 悠太
あなたさんって、彼氏いないんですよね?
あなた
うん
川田 悠太
なら、僕と、付き合ってくれませんか!!?
おそ松
(まさかの告白かよ!)
そんでもって、あなたは考えてるし…
こんないきなりなやつ、断るに決まってるだろ!!?
あなた
ごめんなさい
あなた
私、恋、した事なくて…
あまり、そういうの分かんないんです。
あなた
だから、これからも友達でお願いします。
…ごめんね
川田 悠太
あ、うん、いいんだ
いよっしゃぁあああああぁぁ!ざまぁwww
川田 悠太
じゃあ、送っていくよ
あなた
ありがと
二人の間にはぎこちない空間ができていた。
それを俺らは望んでいた。あなたは俺のものだしね。

と、そこでなんかごついやつがあなたを見ていた。
俺は胸騒ぎを覚える。
不良
ねえねえ、そこの君
あなた
えと、はい?
不良
なかなか君可愛いじゃん。
俺と一緒に遊ばね?
あなた
嫌です
不良
いいじゃん、行こーぜ
不良はあなたの細い腕を掴む。
あなた
は、離してください!
悠太くん、助けて!!!
川田 悠太
やだ。
あなた
川田 悠太
僕の彼女になってくれなかったんだもん。
助ける関係性なんてないからw
あなた
川田 悠太
じゃあね…がっ!?
俺があいつを殴ろうとした途端、
カラ松が飛び出して川田を殴った。
俺は隙をついて不良の手からあなたをもぎ取る。
あなた
ほぇ!?みんな!!?
あなたはキョトンとしてこちらを見ている。
おそ松
ごめん、説明はまた後で
俺はカラ松にかけよる。
川田はカラ松に説教されていて、地べたに正座していた。
川田 悠太
もう、二度とじません!
ごめんなさい!あなたさんにはちかづぎまぜん!
半泣きで謝りながら、川田は去っていった。
振り向いたカラ松は、とてつもなく怒っていた。
その怒りを不良に向け、カラ松は飛びかかる。
カラ松
俺の、あなたに、なんてことを
あちゃー、こりゃすぐにはおさまらねえな
おそ松
訂正。俺、じゃなくて、俺らだから。
チョロ松
細かいねぇ…まあ、それ僕も気になってたけど
一松
僕も
十四松
よーし!こいつ、やっちゃおお!
トド松
どうする?どんな辛いやり方にする?
俺ら、6つ子は並んで腰を抜かした不良を見下す。
不良
す、すみません!
もう、こんなことしませんから!ごめんなさい!
不良は半泣きで逃げていった。
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場面転換 家
あなた
じゃあ、おそ松兄さん達は川田くんが
怪しいと思ったから、付いてきてくれたんだね!
俺らはストーカー行為と誤解されないように、話を誤魔化した。
おそ松
そーそー。やっぱ、長男様の予想は当たってたな!
これで、今回の騒動は丸くおさまった。

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