ホールドされていた。
私達はそれなりに歩いたり喋ったりしても怪しまれない程度になってきた。(あんまりスラスラ喋るとおかしいけど)
そんなわけで今回もミヤコさんに、ママの初ドラマの撮影現場に連れてきてもらったのだ。ほんとにいつもありがとうございます。お世話になっております。
少しだけ滑舌悪く。でもこの歳にしてはしっかりしてると言われるほどの話し方。子供ならではの純粋な笑顔と好意。
昔、親に無理矢理やらされた子役がこんなところで役に立つとは…
周りにいた人達数人が現場の方に行こうとしたので、無邪気な子供らしく手を振っておく。こうすれば周りの人達は可愛いと言ってくれる。
うーん…デジャブ過ぎる。
パイプ椅子に座らせてもらって現場の方に目をやると、ママがいた。他にもたくさんの役者さんがいたが、目がママの方に吸い寄せられていく。
可愛い。それも凄く可愛い。あまりにも『可愛い』という嘘に説得力がありすぎる。
この才能を見つけ出した齋藤さん…結構すごい人なのかもしれない。
私の中で、人知れず齋藤さんの株が上がった。
-------------キリトリセン--------------












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!