FDと並走しつつ、高速道路を疾走するバイクの上にわたしはいた。
松田に事情を話した後、4人でFDに乗り向かおうとしたのだが、偶然警察学校前をバイクが通りかかったので、わたしはそれを借りることにしたのだ。
「ガンッ!」
FDをトラックにぶつけたのはいいが…ダメだ
いきなり松田はトラックに引かれている車の運転手に話しかけ始めた。
サン、ルーフ…何する気だ?
車体を傾け、中にあったのだろう覆面パトカー用のライトを投げる。
それをタイヤで踏んで一気に飛び上がる…!
そのまま松田はドアを開け、降谷を引っ張って2人は外へ出てきた。そしてFDは地面に、2人はさっきサンルーフを開けさせた車の上へと着地する。
そういうなり降谷はトラックの上へよじ登った。
トンネルとかあったら頭打ちそう…(ないけど)
ホッと一息、だがここからが問題だ
でも今急ブレーキをかけても、10トントラックが完全に停止するまでの距離は乗用車の約2倍
つまり…
わたしはバイクを急旋回させて止まる。でも、あそこの2人は…
「ガン!」
でもまだ油断はできない。生きてるかな…
トラックの隙間から見えたのは、降谷の手。
その手はグッドポーズを形作っていた…
良かった…無事で
とりあえず、一件落着かな…ん?
あのFD、教官のだよね?ボロボロなんだけど…
諸事情により、明日から土曜日までの更新はお休みです
その代わり日曜日に諸伏編を全て出します💦すみません











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。