次の日
今日はメンテナンスらしく試合はないらしい
心置きなくマリー様達とファッションショーができるというわけだ
しかし約束の時間まで暇だったので共通広場に行ってみるとマイクさんがジャグリングをしていた(前話の番外編参照)
フラバルーさんとの話が終わり、部屋に戻り準備を済ませ暫くすると犬の唸り声がしてきた
扉を開けるとそこには犬に似ている生物が立っていた
口に何かを加えていたので見てみると
「さとみさん!この子がわたくしの巡回者ですわ!衣装は何もいらないのでこの子について行ってくださいまし!」
と書かれていた
巡回者がもういっていい?という顔をしたのでいいよというと理解したのがハンターの館に向かって走り出した
そういえばハンターの館に行くのは初めてかもしれない
そんなことを考えながら進んでいるとトレイシーとあった
そんな会話をしていると巡回者はもうだいぶ先に行ってしまっていた
巡回者に追いつくように少し小走りでついて行く
何とか見失うことはなく、無事にマリー様達のところに辿り着けた
そのままファッションショーは始まった…のだが
どうやらハメられたらしい(違います)
…
たまにはこういうのもいいのかもしれない
そのまま日が暮れるまでずっと服の着せ替えがあり、部屋に戻れたのは夕食を過ぎた頃だった
皆夢中になりすぎて日が暮れたことに気付かなかったのだ
束の間の休息
だがそれもまたいい
悪夢をみないのが今日だけだとしても
今日はそれほどまでに楽しい1日だった
…マイクさんのサーカスとの繋がりはわからないままだったが…
布団に入り、目を閉じてそのまま眠りについた












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!