第6話

Op.05
13
2021/11/18 16:40 更新
【自宅】
葛鬼ハルカ
葛鬼ハルカ
そういえば検査どうだった?
夕食を食べている最中にこんなことを聞かれた。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
やっぱり持ってると。
葛鬼ハルカ
葛鬼ハルカ
マジかっ
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
でもまだ能力は完全じゃないから使ってもいいけどなるべく控えた方がいいって言われたからね。
葛鬼ハルカ
葛鬼ハルカ
そうした方がいいよ、下手すれば死ぬかもしれないし。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
だよなぁ。
と、能力の話をしたあとに一颯はある話題を振った。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
そういえば能力者の1人が見つかったよ。
葛鬼ハルカ
葛鬼ハルカ
どんな子?!
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
少し先の未来が見えるらしいんだ。少しっつっても数分後の出来事ぐらいだけど。
葛鬼ハルカ
葛鬼ハルカ
へぇ〜、気になるわねそれは。
葛鬼ハルカ
葛鬼ハルカ
今度私も一緒に行ってもいい?
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
あ、まぁいいけど。
葛鬼ハルカ
葛鬼ハルカ
あ、でも明日特務機関のお偉いさんに呼ばれちゃったんだよね〜
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
仕事復帰するの?
葛鬼ハルカ
葛鬼ハルカ
いやぁ、まぁでも別に復帰しなくていいかなって思うけどさぁ?  さすがお偉いさんに呼ばれたら行かない訳にも行かないよねーって感じ?
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
いきなりJKになるやんけ。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
若返ったん?
葛鬼ハルカ
葛鬼ハルカ
若返りたいねぇ。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
若返らなくても十分美少女要素はあるよ、姉さん。
葛鬼ハルカ
葛鬼ハルカ
んー!  もうイブ君大好き!!
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
あーもー分かったからそれ以上力入れたら折れるからやめてマジで折r
その後、一颯は風呂に入って速攻寝た。決して骨が折れたという訳では無い。
そして翌日の朝。
【アジト】
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
おはようございますー…あれ?
RG-95
RG-95
おはようございます!
と、ヒューマノイドが元気に挨拶した。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
おう、他の奴らまだ起きてないの?
RG-95
RG-95
そうなんですよ…よかったら、少しお散歩に連れてって貰ってもいいですか?
と、ヒューマノイドに誘われた。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
あぁ、あーいやでもなぁ…敵に見つかったらヤバくない?
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
それに怒られるの俺だしさ。
RG-95
RG-95
ですよねぇ…
すると、玄関のチャイムが鳴った。
一颯と95は、即座にホログラムディスプレイを見た。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
あっ、ハル姉だ。
RG-95
RG-95
待って下さい…!
95が、なにかに脅えたかのように一颯を止めた。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
あれ、会ったらまずいのか?
RG-95
RG-95
今玄関にいる人…変装してます。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
……?!
ホログラムディスプレイにはハルカの姿が見えていたが、95は瞬時に識別して偽物だと認識した。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
…ほんとだ、ハル姉にメッセージ送ったけど今は特務機関にいるよって来た。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
誰だこいつ…
RG-95
RG-95
……恐らくRG-86です。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
86…?
RG-95
RG-95
90号代よりは少し弱い敵です。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
よし、じゃあ狩りに行くわ。
RG-95
RG-95
だからと言って安易に近づけば軍人であろうと殺されます。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
えぇ…じゃあ居留守使えばなんとかなる?
RG-95
RG-95
多分…つけられてなければですけど。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
いやでもタイミングが絶妙なんだよなぁ…
可能性として、一颯がアジトに入る時につけられて、怪しまれないように少し時間を置いてからここに来るのも一理あると一颯は思った。
RG-95
RG-95
恐らく向こうは一颯君が狙いだと思います。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
じゃねーとここまで来ねぇしな。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
どうする?
RG-95
RG-95
時間も限られてます、もしかしたらドア突破って来るかもしれません。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
ちょ待って、それは流石にヤバいだろ。
UNKNOWN…
UNKNOWN…
一颯く〜ん、来たわよ〜。
と、普通のハルカの声なのに一颯は恐怖を感じた。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
あーもーこうなれば…
RG-95
RG-95
ど、どうします…?
すると、一颯はとんだ作戦を決行した。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
俺、一回囮になる。
RG-95
RG-95
そ、そんな…!
RG-95
RG-95
無茶ですよ…そんなことしたら一颯君が…!
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
大丈夫だ、何とかするよ。
RG-95
RG-95
……健闘を祈ってます。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
良いか95、他に敵が来ようとも絶対に出るなよ?  出ちまったらお姉さんも、ここにいるやつもみんな終わるからな。
RG-95
RG-95
分かりました…。
そして、一颯が囮になるために偽物のハルカに会った。
UNKNOWN…
UNKNOWN…
一颯君~!
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
あーもーわかったよ、行こ?
UNKNOWN…
UNKNOWN…
…そうだね。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
(クロ…か。)
UNKNOWN…
UNKNOWN…
どうしたの?
UNKNOWN…
UNKNOWN…
ねぇ、なんで返事しないの?
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
あぁ、ごめんね。
UNKNOWN…
UNKNOWN…
ふふふ…良いんだよ。だって…
RG-86
RG-86
お姉さん、敵だからなぁ…?
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
………でしょうね!!
と言い、俺は真っ先に逃げた。
RG-86
RG-86
待ちなぁ…能力少年よォ!!!
86の足の速さは尋常ではなく、一颯でも対処出来なかった。
RG-86
RG-86
ヒャハハ…逃げても無駄だぞォ少年…!
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
ウッソだろお前!!?
86は一颯の両腕を掴んで襲いかかった。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
おいおい待て待て、余裕で強いじゃんコイツマジで…
RG-86
RG-86
オマエはアタシのモンだァ…分かったら返事をしろォ…じゃねーと、オマエを喰い殺してやる…!
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
俺なんか喰ったって、聞いた事のない病気に感染するだけだよッ!
RG-86
RG-86
アタシはヒューマノイドだ、そんなのには感染しねぇよ能無し。まぁいいや、アタシはオマエを喰い殺すだけだァッ!!
86に噛み付かれた一颯は、もがき苦しんでいた。
身体の近くにシールドが展開できないが故に襲われてしまった。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
ぐぅ…痛てぇ……!!
RG-86
RG-86
ヴルルルルルルル…!
獣のようにグルルルと唸るヒューマノイドに少し怖がっていた一颯、手も足も出ない状態で足掻くしか無かった。一颯の首筋から出血していたが、案の定86は容赦なく捕食していた。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
(俺は…死ぬのか……?)
一颯はだんだんと意識が遠のいていった。すると…
EF-026
EF-026
ほっ。
と、86の身体をふたつに斬った。
86の断面は機械で出来ていて、共にさっき吸血したばかりの血がコードから溢れ出た。
EF-026
EF-026
少~年、大丈夫か?
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
助けて……
EF-026
EF-026
あっ、これヤバいやつだ。
EF-026
EF-026
ちょっと待ってね、今出血止めるから。
と、素早く包帯等を巻いて出血を止めて、一颯をお姫様抱っこをし…
EF-026
EF-026
フルバースト、出力最大~。
と、一颯を連れて高速で軍事基地まで連れて行った。
数十秒後
【メガロポリス中央軍事基地】
EF-026
EF-026
おーい、怪我人運んで来たから後よろしくー。
怪我人を見た25は驚いた。
EF-027
EF-027
出血が酷いな…この子を緊急搬送してくれ!
軍人
軍人
はっ、ただいま直ぐに!
一颯は緊急搬送され、軍事基地内の病院に入った。
【~夢の世界~】
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
………ここは……どこだ?
周りを見渡すと、栄えていた街が全て崩壊してほとんどが廃墟になっており、人どころか生物も全くいなかった。
と思いきや、ポツンと一颯より年が上の少女がいた。
一颯はその少女に近づいた。
すると…
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N..「%*「%##@*?0100010110)(:*」.!!!!!!
と、少女が振り向いた瞬間一颯の耳元にノイズが走った。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
うぁぁぁぁあっ!!!!
【軍事基地内の病室】
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
……はっ!!!
EF-025
EF-025
少年!!
一颯が飛び起きた直後に25が心配した。
EF-025
EF-025
大丈夫?  何かあったの…?!
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
い…いや……なんでもない……いてててててっ…
異様に首筋が痛んだ。思い返すと一颯は敵のヒューマノイドに捕食されかけていた。
EF-025
EF-025
無理に動かないで、君はまだ怪我が完治していないから、少し安静にしてて。
一颯(イブキ)
一颯(イブキ)
は、はい。
EF-025
EF-025
所でさ……
TO BE CONTINUED...

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