練習を終えて、ご飯を食べる為に教室へ向かっている
タッタッタッ…
タッタッタッ…
タッタッタッ…
ガララッ!
机に用意されていたのは、1人前より少ない量の食事だった。
うーん…いつもの少食よりはマシだけど…←少食過ぎるよオリ主ちゃん…。
黒板に30回を噛むようにって書かれてる!?
モグモグ…
ていうような、顔をしていた
円堂、わかりやすいから
バレバレだし…。
ガラ!
かなり敬語だったり、人見知りだったり…性格が変わったりとか…
こんなことを話していたなんて、
全く知らない私だった。
食べ終わった後、キャラバンで寝ようと思ったけど…円堂と風丸が喋っている姿を見て。
私は練習へと向かっていた。
タッタッタッ…
…寝れない。
あの放送の…レーゼの声を聞いた時…何か…私の心は悲しい様な虚しい様な…そんな気がして…
会った事も無いのに、まるで…知っているような感じだった。
どうして…私は…
記憶喪失なのに…忘れてるんだろう…。
…シュート練習しよう。
グランドで私は、ホワイト・デスソードの練習をしていた。
何度も、何度もシュートしても
良くなるどころか、悪くなる一方だった。
ゼェ…ゼェ…
なんで?あの時は出来たのに…
分からなくなってそのまま、グラウンドで…大の字になって寝そべった。
目を瞑って考え事をしていると…
飛び起きて、後ろを見たら
赤い髪の男の子が私のすぐ後ろにいた。
誰だろう?
白恋中の生徒じゃなさそうだし…
もしかして、迷子とか?
綺麗な瞳、吸い込まれそう…
え…?
え?
何で…苗字だけなのにフルネーム…?
でも、
……ヒロト君なら、大丈夫かな?
ヒロト君はタオルを渡してくれて
丁度良かったから、そのタオルを受け取って顔を拭いた。
分からなくていい?
そう聞いたら、ヒロト君は私の全てを知っているかのようにクスッと笑った
ヒロト君と会ったことがあるの?
でも、何処で?
頭がボーッとする…何で…?
私は…お父さんとお母さんが迎いに来て…その後…アレ…?ワタシ…誰…なの?
ふぅ…落ち着いて…私…
確かに…ヒロト君の赤い髪も、綺麗な瞳も…どこか懐かしい気がする。
『遥香ちゃん!俺とサッカーしようよ!』
『良いよ!ヒロト君!』
『今度こそ、遥香ちゃんに勝つからね!』
『えー、じゃあ、必殺技アリね!』
『良いよ、遥香ちゃんの必殺技が見たいな!』
『 よし!じゃあ、今日は本気だそうかな!』
『え!じゃあ、俺も本気出す!』
あっ……少しだけ記憶が思い出してきた…!
思い出した…!私…知ってる、貴方のこと……!
そう私が聞いたら、ヒロト君は少し悲しい顔になっていた。
ヒロト君が私の唇に人差し指を
当てて、微笑んでいた。
ヒロト君は、暗闇の中に消えて行った。
少し記憶を思い出せたの…かな?
ヒロト君…皆も元気そうで…良かった…!
…私は風にならなくちゃ、皆の役に立ちたい。
私を受け入れたこのメンバーだけは…戦っていきたいんだ。
エイリア学園と戦う為に私達は仲間達の想いを背負って、エイリア学園に立ち向かうんだ。
私はまだ…入ってきたばかりだけど…このチームのメンバーが好きだよ。
大切な仲間何だから。
タッタッタッ…
タッタッタッ…
姉さんが真剣な顔になった…どうしたんだろう?
え?ヒロト君達が……
エイリア学園?
リュウジ君…じゃないよね?
嘘…リュウジ君が…!?
それじゃあ、晴矢君、風介君、治さんも?
姉さんが…義父さんをエイリア石の計画を止める為に姉さんが…苦しんでいるのに…
5年前の宇宙の隕石の名前は…エイリア石でエイリア学園で…自分の人生を絶望に変えたこの世界を復讐しようとしている。
ヒロト達は義父さんに恩返しをする為に…やっている。
そんなの…駄目だよ…!
ヒロト君達を元に戻さなきゃ!優しい皆に!!
姉さんは私の頭を優しく撫でてくれた…
でもやっぱり信じたくないよ
どうして復讐なんてするの?
戦うしかないのかな…皆と。
でも…円堂達は、覚悟を決めてエイリア学園を倒そうとしてる。
世界を救う為にがんばってる。
私も覚悟を決めなくちゃ…!
ヒロト達を取り戻す為に…!
これは…姉さんと私の約束だよ。
ジェミニストームに向けての特訓です!
本音、ダダ漏れやないかい。





































編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!