ーーーーーー『人喰いふうはや』って知ってる?
そう聞いてきたクラスメイト。
…噂の事をあなたの一人称に聞くなんてどうかしてる。
冷たい?いや、これが正しい対応なんだよ。
噂なんて聞きたくない。
知りたくない。
どうでもいい。
…なんて言えないか。
まあ、普通に答えておこうかな…
茶化しが少しして、終わってから再び同じ質問をする
奈々さん。
…あぁ、クラスメイトの紹介もしておいた方がいいのかな。
特にこの二人はあなたの一人称に突っかかってくる。
…主に白瀬さんだけど。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
白瀬 愛也さん
とても明るくイケメンに目がない。
頭はまあまあいいらしい(本人情報)
趣味はカフェ巡り。
髪色は白にピンクのメッシュが入っている。
まあ……明るい人だ。
そして、噂の事をよく知っている人でもある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
琴之 奈々さん
とても大人しく、冷静。
頭はめっちゃいい。本当に凄い努力家。
趣味は寝ること…らしい。
髪色は薄いエメラルド色。
どうやら噂には関心がないらしい…のかな、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とまあ、急に二人の紹介をしても、
そんな出番……ないだろうし(主情報)
そして、琴之さんの質問に答える白瀬さん。
てへっとでも言うかのように
ウィンクをする白瀬さん。
それを見た琴之さんは白瀬さんの頭を軽くポコっと叩く。
…あなたの一人称は何を見せられているんだろう。
早く帰りたい。
無言で二人をみていたが、
流石に帰らないと母が帰ってきてしまうので
ばいばいと手を小さく振り、そのまま教室を出た。
一人で帰り道を通る。
夕方になり、太陽がゆっくりを顔を沈ませていた。
忘れ物を取りに戻る前ではまだ明るかった。
つまり、少し長く滞在をしていたということ。
…そんなに時間を経たせていたのかな。
あなたの一人称は分かんないや。
…実際、時間が経つのはあっという間だ。
体感的にあれ?と思う時もあれば、
遅いなと感じる時もある。
時間っていうのは、残酷なんだな。
家につき、ただいまの声を出す。
返信がないからまだ母は帰ってきてないようだ。
靴を脱ぎ、靴置き場に入れる。
二階に上がり、バッグを机に置いた後、
一階に降りて夕飯を作る。
これがいつものモーニングルーティンというもの。
…母が帰ってくるまで何をしていようかな。
テレビでも見ていようかな。
テレビを付けると、白瀬さんが噂と言っていたものが
ニュースで流れていた。
…最悪。
ピッと速攻でリモコンを押し、画面を暗くした。
だって、興味ないから。
見たくないから。
夕飯を母と一緒に食べた。
母と食べると、いつも安心する。
夕飯を食べ終えて、食器を洗い、
自室に戻って、机に向かっていた。
今日はどこまで進められるかな…
〜???〜
お腹………空いた。
食べたい。食べたい。食べたい。
そっか、呼べばいいんだ。
早く、食べたいなぁ…?
NEXT See 60 ♡ 6
To be continue…












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。