みんな寝るの早いよ…
大きな溜息と、独り言を呟いてから、机の上に散らばった紙を集めた。
2時間ほどかけて、溢れていた書類を終わらせてあなたは珈琲を持ってきた。
席に座っていた彼は立ち上がりあなたの肩を押し、床に押し付ける
細い指で首をなぞられて、少しくすぐったい
いつもより強く吸われると、先程よりも大きくまた濃くなった印が付いた
少し恥ずかしくなって、顔を下に向けてしまう
林檎のように真っ赤なその頬を、大きな手が包み込む。
徐々に彼は彼ではなくなる
頬の赤みは更に増して濃くなり、こちらを見る目の奥はゆらゆらと燃えている
久しぶりに見る、そんな姿。
そんな話、本当に叶えばいいね。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。