第7話

💙
2,956
2022/09/18 09:34 更新
みんな寝るの早いよ…
タルタリヤ
はー、俺はまだ仕事あるって言うのに…
大きな溜息と、独り言を呟いてから、机の上に散らばった紙を集めた。
タルタリヤ
あなた
アヤックス。
タルタリヤ
…あなた?寝たんじゃなかったのか?
あなた
私は直ぐに寝れないの
タルタリヤ
ははっ、そうだったね
タルタリヤ
じゃあ、俺の仕事、やってくれる?



























あなた
終わった。
タルタリヤ
俺も〜
2時間ほどかけて、溢れていた書類を終わらせてあなたは珈琲を持ってきた。
あなた
お疲れ様。
タルタリヤ
ありがとう。
あなた
流石に難しかった。
あなた
天権は流石だね
タルタリヤ
ほんと、璃月のことを知るなら、天権を知った方が早いと思ったよ
あなた
私もいい仕事したんじゃないかな。
タルタリヤ
うん。
あなた
…じゃ、
タルタリヤ
あなた
ご褒美、くれてもいいんじゃないかな
タルタリヤ
タルタリヤ
そうだね。
席に座っていた彼は立ち上がりあなたの肩を押し、床に押し付ける
タルタリヤ
最近、鍾離先生ばっかり。
タルタリヤ
許さないよ。
あなた
…許さなくても
タルタリヤ
ははっ、…で、その首の跡は何かな。
あなた
首…?
タルタリヤ
此処。
細い指で首をなぞられて、少しくすぐったい
あなた
知らない…
タルタリヤ
ふーん…、上書きしなきゃ
あなた
い…
いつもより強く吸われると、先程よりも大きくまた濃くなった印が付いた
タルタリヤ
綺麗に咲いたね
あなた
そう?
タルタリヤ
うん。
あなた
少し恥ずかしくなって、顔を下に向けてしまう
タルタリヤ
照れてるの?可愛いね。ほら、見ているのは俺だけだから。
林檎のように真っ赤なその頬を、大きな手が包み込む。
タルタリヤ
可愛い…
徐々に彼は彼ではなくなる
頬の赤みは更に増して濃くなり、こちらを見る目の奥はゆらゆらと燃えている
あなた
い…
久しぶりに見る、そんな姿。
タルタリヤ
無理…可愛い
タルタリヤ
絶対…絶対離さないから
あなた
アヤックス…
タルタリヤ
ん…その名前で呼んでくれるなんて、嬉しい
あなた
私も離さないから
タルタリヤ
嬉し。
そんな話、本当に叶えばいいね。

プリ小説オーディオドラマ