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第94話

91話
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2021/11/09 12:00 更新









you(スイ)
ハニ、、、!











自分の部屋に戻って


玄関のドアをジョンハンが開けると、






声は届いているはずなのに



待ってくれる事もなくドアは自然に閉まった。














you(スイ)
はぁ、、、








浅い溜め息が漏れて



まるでさっきまでのジョンハンの様子と同じ。













具合が悪いようにも見えたけど


不機嫌でもあったジョンハンは




部屋に戻って殻にこもっているのかな、、、、












だとしたら何て切り出せばいいんだろうか。


















たくさんの空気を吸い込んで



玄関のドアを開けた。



















you(スイ)
えっ、、、














ジョンハン
ジョンハン
なんで驚くの?
追いかけて来てくれたんでしょ?














自分の部屋に戻ってると思い込んでたものだから、


玄関のドアを開けてすぐ一歩を踏み出したら










目の前に大きな黒い影が立っていた。




















you(スイ)
あっ、、、
うん、そう
you(スイ)
具合悪そうだったから心配で、、





ジョンハン
ジョンハン
うん、心配なだけ?




you(スイ)
、、、?
うん、心配で来たんだけど、、











なぜか話しながら



ジリジリと距離を縮めて向かって来て、










閉まったばかりのドアが背中に当たる。
















これ以上下がれないのに



ギリギリまで近づくその距離は数10センチ。















こんな至近距離で見上げると



伏せた長い睫毛がよく目立つ。



















ジョンハン
ジョンハン
そんなにみんなと仲良くなりたい?







you(スイ)
そりゃ、
一緒に過ごして活動していくんだから
仲良くなりたいけど、、?












ジョンハン
ジョンハン
俺は?
you(スイ)
、、、へ?
ジョンハン
ジョンハン
俺だけじゃダメなの?















意図がわからない質問に



思わず心の声がそのまま出た。
















睫毛が影になっているからか




黒い瞳が揺れているようにも見えて












どう答えていいかわからなくて声が詰まる。
















気のせいだったらいいけど、





もし本当にそうだったら私の答え次第で


目から溢れる物は見たくない。

















you(スイ)
ハニも、、、









答えが決まらないうちに口が出てしまった、、、







どうしよう、、、、、
























ジョンハン
ジョンハン
ㅎㅎごめん、
今日は結構酔ってるから
変な事言っちゃった
ジョンハン
ジョンハン
気にしないでスイは
みんなの所に戻りな?
you(スイ)
ハニ、大丈夫、、、?
ジョンハン
ジョンハン
大丈夫、
一緒にいるとまた俺に
変に絡まれるから早く行きな。
ね?
you(スイ)
う、うん、、、













ふっと笑う息が前髪にかかると



手をひらひらと振って







『 おやすみ 』








の一言を残して自分の部屋に戻って行った。








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