Kang Minseo × Lee Hanbin (Kim Hyunwoo)
叶わぬ恋は何処へやら。③
※こちらの作品はオーディション会場が舞台ではありません。あくまでフィクションの創作作品です。暖かい目でご覧下さい。
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Hanbin side
心がズキズキし始めて早3時間。
授業も何も集中出来なくて、ペンをただただ回す人間になってる。
いつ、あんな関係になったのか。
俺の知らないところで、その…キス、とか…
いや、考えたくない。考えたら死ぬかもしれない。
俺が、臆病すぎてこんなことになってしまった。
まだ、間に合うのだろうか。
次の時間。俺は生まれて初めて授業をサボった。
屋上で、照りつける太陽を浴びて。
空はこんなにも晴れているのに、俺の心はどんよりと曇っていく。
こんな経験をしたことがなかったから、もう、何をすればいいかわからなかった。
雲に隠れていく太陽を見ていると、屋上のドアが開く音がした。
Hy「サボるって珍しいよね。ここ、いいよな。サボり場所として。」
Ha「ヒョヌもサボり?」
Hy「俺はいつも通りですとも。」
Ha「そういえばそうだった。」
Hy「…で。ミンソのことでお悩みなんでしょう?お兄さん。」
Ha「バレてんのか。」
Hy「もちろん。飯食わないのも相当でしょ?」
Ha「まあ、ね。」
Hy「腹減ったでしょ、これあげるよ。」
と、購買で買ったであろう菓子パンを俺に渡してきた。
菓子パンを食べていると、ヒョヌが口を開いた。
Hy「ミンソ、早くしないと本当に俺が奪うよ。」
Ha「…は?」
Hy「怒んなって。どこかの誰かさんが告白してくれないから〜って拗ねてんの。だから親友とデートごっこしてる、って訳。」
Ha「…なるほど?」
Hy「今日の全ての授業が終わるまであと3分、言いたいことは分かるね。彼のこと、体育館裏に呼びつけといたから、今から行かないと俺のものにする。」
Ha「…ありがとう、ヒョヌ。」
と、俺は屋上を飛び出して、体育館の裏に向かった。
体育館の裏に着いた後、ちょうどチャイムが鳴る。
俺の心臓の音は、どんどん早く聞こえて。
Mi「ヒョヌ〜、用事…って……ハンビン、どうした?」
Ha「俺、めっちゃ待たせてたんだね。」
Mi「…やっとか。」
Ha「ずっと好きだったのに、俺がビビりで臆病だからさ。伝えられなかったんだよ。今日が無かったら、俺の気持ち全て塵になって消えるとこだった。なあ、ミンソ。」
Mi「はい、なんでしょう。ハンビンさん。」
Ha「俺と、付き合ってください。」
Mi「何年待ったと思ってんだ。もちろん、付き合うよ。」
と言うと、ミンソは俺を抱きしめた。
陰っていた太陽はタイミングよく顔を出して、俺たちを照らした。
Ha「後で俺ん家でゲームする?」
Mi「その前に、先生に探されてるよ。」
Ha「…マジ?」
Mi「今日は俺と逃げよっか。」
Ha「説教は明日、今日はミンソと過ごしたい。」
と言って、荷物はヒョヌから受け取り、学校を逃げるように出た。
その後はゲーセンに行ったり、飯食ったり、勉強したり。
これから、円満なカップル生活始まっちゃいます。
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叶わぬ恋は何処へやら。───fin.












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!