りうら side
にぱっと笑顔になるあなた
今日も安定にかわいいな 、
なんて考えながらお礼を言う
すこし顔を赤くしながら
照れる様子も 、
ホントに愛らしい
この学校入ってからだけど 、
" 親友 " にまでなることができて
話しかけ続けた甲斐があったな 。
だけど 、
そんな彼女にはとある問題がある
あまりにも愛想が良すぎること
ときどき苦しそうに見える
… 気がする 、んだよね
俺は日は浅くっても 、
あなたの親友だから 。
俺のつぶやきは
輪の中で輝く彼女に届かない
小心者の俺には言えないよ
だけどそれでもいいからさ
誰か 、彼女を救ってあげて
あなた side
キーンコーンカーンコーン .
授業の終わりを告げる音が
校舎中に響き渡って 、
真っ先に席を立って
りうちゃんの元へと向かう
鞄を持って
二人で教室を出た
その間 、
私の家は大変なことになっていたなんて
今の私に知る由もない












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。