部活が終わり、外を見ると
お母さんの言う通り雨が降っている。
駐車場まで走って、お母さんの車に
急いで乗り込む。
車で家まで向かっている間も、
今日案内するところを考えていた。
普段はそんなことしてないから、
雨だしいっか・・・という結論になり
折角なら、と行きつけのショッピングセンターを
紹介することに。
「敬語外そうよ〜」と、
何とか説得しているメンバー。
自信無さげにボソボソと答えると
それにみんなは大爆笑。
と、何気ないけちゃの一言で
みんなの目は私に集中する。
言いたいことは分かる。
「誰推しなの?」と、目が語っている。
と言うと、あとまぜは私を解放。
ただ、その他のメンバーはニヤニヤ笑っていた。
否定してあーだこーだ言われるより、
もう認めちゃえ!と
ヤケクソになって敬語は無し。
負けた・・・と1人悔しがっていたが
そんな暇も与えずにあの人たちは動き出していた。













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。