麻里は自分の手の中のスマホを見た。
再生されていた動画の鉛筆が質問を受けて「YES」や「NO」を指していた。
誰も手を触れていないのに鉛筆は動いている。
麻里は、これからはすみれも一緒に不思議なことを楽しめると思い嬉しくなった。
だが、すみれはひどくおびえた表情のままだ。
と、愛は微笑んだが、すみれは相変わらず不安げな表情のままで愛を見返した。
愛が聞くとすみれは大きく首を振った。
すみれはうなずくと、麻里をじっとみつめた。
麻里は自分の手の中のスマホを見た。
再生されていた動画の鉛筆が質問を受けて「YES」や「NO」を指していた。
誰も手を触れていないのに鉛筆は動いている。
麻里は、これからはすみれも一緒に不思議なことを楽しめると思い嬉しくなった。
だが、すみれはひどくおびえた表情のままだ。
と、愛は微笑んだが、すみれは相変わらず不安げな表情のままで愛を見返した。
愛が聞くとすみれは大きく首を振った。
すみれはうなずくと、麻里をじっとみつめた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。