第2話

夕焼けとタバコとトラウマの話
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2026/04/08 07:00 更新
初めに!!
違和感があったら小説熱が冷めるので(あくまで個人の意見)動作確認をします

名前は?
あなたの名字 あなたの下の名前

ニックネームは?
あなたのニックネーム

以上2つの項目に違和感がなければ本編読み進めてください










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夕焼けとタバコとトラウマの話
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自分の家で、夕焼け空をぼーっと眺めて、なんにも考えずに風だけが私の存在に気づいてるようなこの感覚が好きだ。

ただ風に吹かれてぼんやり遠くを見つめ、
雲の形が面白いだとか、
電灯がどのへんについてるなとか
目と肌から入る情報以外をシャットアウトして自分の世界に入り込む。

町の騒音がうるさくて煩わしくてちょっと高い家賃のマンションに住んだのは正解だったみたいだ、
と少しの安堵が混ざった優越感に浸りつつ、喉が渇いたなとリビングに戻る。

華金、ということで自分の好きな飲み物であるスムージー(の材料)を冷蔵庫から取り出す。

まず材料の入ったカップの蓋をあけ、中身を少しほぐす。
次に冷蔵庫から取り出した冷えたサイダーを注ぐ。


          完・成

そのままドリンクをもってベランダに直行し先程の何も考えないを続行。

早めに家に帰ってきたからまだ時間は遅くない、直にマンションの灯りもついてくるだろうと思うくらいの時間帯。

隣のベランダからタバコの匂いがしてくる。

あ、あの人の匂いだ

思い出したくない記憶を消そうとしても脳が拒否せず、自分の過去に囚われていく。
_____

アイドルが好きだった。

選ばれしものだけが立てる舞台に立ち、
頭のてっぺんから指の先まで余すことなく使ったダンスで、
ソプラノからテノールまで出せるその広い音域で、
聴く人を魅了する

神や天使のような私のアイドル

父親はあまり賛成していない様子だったけれどアイドルを眺めて過ごす日々は楽しかった。

その日もライブが終わり家へ帰る途中だった。

いきなり私のケータイが鳴って、出てみると耳に飛び込んできたのは母親の謝罪だった。

半ば頭が真っ白になりながら家へ帰ると私の前には父親が立っていた。
意味がわからなくて部屋に入る

つもりだった

父親の体の向こうに見覚えのあるもの、いや見覚えしかないものが散らばっていた。
バラバラにされたCDと割れたアクリルスタンド、
破かれたブロマイドたち。

見て呆然と立つことしかできなかった。

だんだん頭が状況を理解してきて、沸々フツフツと怒りが湧いてきた。
「あなたの下の名前、ごめんね…」

と泣きそうな声で言う母親の言葉が遠くに聞こえる。


それで、



その後あいつは、



「こんなものを好きなんだな」

タバコのニオイとともに吐き捨てられた言葉。

その単語が文章になった、理解したときから先はよく覚えていない。



________
「あ゛ー……」
回想から帰還した私の耳に入った誰かの声が自分から発せられているの認識するまで時間がかかった。

1.2.3.4.5.6..

慌てて秒数を数え気持ちを落ち着かせる。

スムージーの容器が結露しているのを見てかなり時間が経っていたことに気づく。

外も真っ暗だ。

スムージーはまた飲み直そうということで夜ご飯の支度をはじめ、テレビをつける。

少しでもさっきを忘れるためにバラエティ番組にして、音量を少し上げる。

一人だけのパーティーで忘れてしまおう

重くなった足取りを引きずりながらこのあとの予定を考える。

アイドルを観ようか
音楽を聞こうか

ご飯は何にしようか
パン系かパスタかご飯か、
スムージーが残っているならご飯は無しだな


どんな予定を立てても脳からこびりついて離れない記憶を消そうとやっぱり早く寝ることにする。



そのとき、私の耳に流れてきた音楽は昔の私が何回も何回も聴いた大好きな曲のイントロだった。
今でも振り付けやライブで見た光景は鮮明に思い出せる。

どうやら今日のバラエティ番組のゲストは私の好きだったアイドルらしい。

神さまもここまでいたずらだと清々しいと再度予定を変更し、深夜帯のアニメまでテレビをつけることにした。






夜はまだ長い。でも、明けない夜はない

 
  


【【thank you for Reading!!】】













初回はいかがでしたでしょうか!!!

量はどうだろう………多いし重い自覚があります

小説書くの久々だぁ

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