あなたside
まぁ色々あったんで今から会見するそうです
『何話せばいいのかな?』
目黒「とりあえずあったこと全てと、今のあなたの気持ちでいいんじゃない?あとは俺らでフォローするから」
『うん、分かった!頑張るね!』
会見が始まりました
岩本「今回はお集まりいただきありがとうございます。今日は元メンバーの安藤結衣とメンバーの田中あなたの件についてお話させていただきます。」
『はい。ご紹介にあずかりました田中あなたと申します。まず安藤結衣とは中学の時の同級生で正直虐められていました。そして、この前私と一緒にSnowManに加入するという形で再開しました。その日からまた虐めが始まりました。毎日暴言を吐かれたり、暴力を振るわれるなど正直辛かったです。ですがある日メンバーの目黒くんが私を安藤結衣が殴ろうとするのを止めてくれて注意してくれました。その日からしばらく虐めはなかったのですが、ある日、安藤結衣に呼ばれて、その頃虐めがなかったので私も警戒しておらずついて行きました。そして、ついて行った先で刺されました。以上が出来事になりますが、質問はありませんか?』
記者「あなたさんの方から何かしたという事はありませんでしたか?」
『事務所をやめろなどと言われた時に嫌だなどと言い返した事はありますが、暴力を振ったり、私から暴言を吐く、という事はありませんでした。』
記者「メンバーの皆さんはどういった対応でしたか?」
『皆さん、味方してくれました。』
岩本「いえ、それは違います」
記者「違うといいますと?」
岩本「僕は安藤結衣の味方をしました。」
向井「いえ、僕もです」
ラウール「正直僕もです」
宮舘「僕もです」
深澤「僕も安藤結衣の味方をしました」
『ですが、最後にはしっかり味方してくれました。』
『他に質問はありますか?』
『ではこれで会見を終わります』
『はぁ終わった』
目黒「よく頑張ったな」
岩本「俺らの事庇おうとしなくてもいいのに」
『でも皆のイメージが落ちちゃうでしょ?』
向井「ホンマにあなたは優しいな」
『ありがとう』
作者です!
毎度毎度すみません💦
なんと!この小説のお気に入りが40突破しました!
小説を書き始めてからこんなに早くお気に入りが40いくとは思いませんでした!
マジでありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。