第12話

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2019/09/22 04:17 更新
それから、鍋パーティーを、始めた3人。
楽しい時間を過ごしていた。
ケンカをしていたなんてわからないくらい楽しかった。
ベランダで一人佇んでいた光一のもとに
さくら
いい風
さくらが、やって来た
光一
さくら・・・
さくら
光一・・・
なぜか、二人きりになる。
ここは、剛くん家である。
光一
剛は?
さくら
寝ちゃったよ。疲れたみたい。
光一
ふーん。
光一、さくら
・・・・・
さくら
(もうすぐ、会えなくなる・・・・)
な、なにか話さなきゃ・・・・
さくら
あ、あの・・・
光一
ずっと、東京におるんか?
さくら
・・・・・
光一
俺たちの服のデザイン、考えてくれるんやないんか?
さくら
やだ、まだ、そこまで、出世してへんわ。
光一
・・おまえの憧れの人には、会えたんか?
さくら
・・人気がありすぎて届かない人・・・でもな、うちが、デザインしたものをその人は、着てくれたんや。
光一
へぇ、よかったやん。
さくら
と、言ってもマフラーやけどね
光一
着てくれたんならええやん
さくら
東京へ来たんは、研修のためや。また、神戸に帰らな・・
光一
そっか・・・
さくら
また、遊びにきても、ええかな?
光一
あぁ、くればええやん
そっけない答え・・・・

光一、さくら
(なんでそんな簡単なんや・・・・)
光一
俺は・・・
光一が、なにかを言いかけたが、
さくら
明日も早いし、帰るわ。光一は、泊まっていくんやろ?
光一
えーっと・・・
そこは、なんにも考えてへんかった
さくら
おやすみ、ごちそうさま。
剛に、よろしゅうゆうといてな
光一
・・・おやすみ・・・・
さくらはそのまま帰ってしもた。
そして、次の日
剛
光一、おはよう
剛は、あのまま、朝まで寝た。
どんだけ寝るねん
光一
おはよう・・・😑
お決まりの低血圧な俺・・・
剛
夕べ、さくらちゃん、帰ったんやな
光一
当たり前や。男の部屋に泊まるわけないやん。
剛
まぁ、そうやけど・・・
光一
あっ、いっけね、俺、朝一番にレギュラー番組(架空)入ったんやったわ。時間ないからいくわ
そう言ってバタバタ出ていこうとして
剛
あっ!光一!朝ごはん!
光一
いらんわ!すまんな!先行くから!
剛
いや、食っていかんと、倒れるで?
俺の話を聞かんと行ってしもた・・・
光一のほんまの目的を、知らずに・・・
光一
・・・・・・
光一は、ぜぇはぁ言いながら、スタジオに着いた。
そこには、さくらもいて・・・・
さくら
あれ?光一?おはよう・・・
と言うのを聞きながら、光一の体は、ぐらついた。
すぐさま連絡もらった剛は、
剛
だから、言うたのに・・・・
スタッフ
二人、一緒だったんですか?
光一、剛
んなわけないやろ?
と、声を揃えたが・・・・
光一
か、考え事しとったら、寝れやんくて・・・・ 
↑寝不足と、貧血で倒れた
剛
考え事って?
光一
い、いや、それは言えやん
なぜか、顔を赤くする光一。
これは、もしや?
さくら
光一、大丈夫?
さくらちゃんが来てくれた。
光一
だ、大丈夫や!!
さくら
どうしたん。赤くなって・・・。熱あるんやないの?
さくらちゃんは、迷わず光一の額に手を触れた・・・
さらに、赤くなる光一をみた、剛は、
剛
ははーん。
光一
な、なんでもないねん💦
剛
(やっと、自覚したんな😏)
ふたりのやりとりを、おもしろくみていた、剛だったが・・・・
そこへ、明菜と例の高月って人が現れた。
剛
明菜ちゃん!
ガタッ
椅子から立ち上がる剛。
その声に、振り返る光一と、さくらちゃん。
剛
明菜ちゃん、あのな
剛は、明菜になにかを話そうとしたが、
スッ
なにも言わずに通りすぎる明菜ちゃん。
剛
(ずっと・・・、このままなんか?)
剛の声は届かないままだ。


スタスタといってしまう明菜ちゃんを、見送り、高月が振り向いた。
高月
光一君
なぜか、君づけの彼。
光一
えっ?なんですか?
急に呼ばれて戸惑う光一。
光一
ちょっと、きてくれるか?はなしが、あるんだ。
さくら
えっ?光一に?
光一
・・俺ですか?
高月
ちょっと、借りるよ。幼なじみさん。
ニヤリとさくらちゃんにする高月。
さくら
・・・・!?
ビクビクしているさくらちゃん・・・
剛
な、なんでや、なんで彼は光一のことを・・・
さくら
あの顔・・・・、あの目・・・どこかで・・・・
人気のいないところへきた光一と、高月。
光一
あの、用件はなんですか?
高月
君は、剛くんと、長いんだろ?
この人が君づけやなんてなんか気持ち悪いわ。
光一
ええ、そうやけど、それがなにか?
(そんなん誰でも知っとることやろ)
高月
君は、彼のことを信じているのか?
光一
何が言いたいんや
(こいつもしかして、俺と剛をはめようとしとるんか?)


剛
なぁ、さくらちゃん・・・明菜ちゃんの好きそうな映画のジャンルわかるか?
さくら
彼女とはよく気があってたし、わかるで?
(やっぱり、明菜のこと、好きなんやね)
高月
ほら、君の幼なじみは、相方の剛君と楽しそうに話してる。
彼は、そのうち君のことを裏切るんじゃないかな?そんな彼を、いつまで信じられるかな?
高月の目は、かなり冷たい目をしている。
こいつ、信用してええんか?
光一
こないだまで、たしかに、彼とは喧嘩してましたけど・・・でも、彼は俺のこと裏切ったことは1度もありません。
だから、俺も、彼を裏切るつもりなんてありません。
高月
なかなか、正義感のある台詞だね
光一
台詞やありませんよ。俺は、剛を、信じてる・・・
高月
君の想い人・・・幼なじみは、明菜によく似ている・・・
光一
高月さん、あんさん一体何者なんや!
高月
わたしに、逆らえば彼女も、かれも、タダではすまないよ?
光一
さくらに手を出したら許さへん!剛にも、手を出すなよ!
(いま、わかった。こいつのせいで、剛は、苦しい想いをすることになったんや・・・きっと、明菜ちゃんも・・・)
高月
さぁ、どうしようかな
光一
てめぇ
シャッ
ナイフで手を切られた光一。
光一
っつ
高月
わたしに手を出したら、君は事務所からも、芸能界からも、追放されるよ?
手に痛みが走る
光一
あんたは、明菜ちゃんを、どうするつもりや!
高月
ハハハハ、おとなしく見守るんだな
光一
・・・・
剛
遅いなぁ、光一・・・
光一
・・・・・
さくら
光一?
光一は、手から血を流して帰ってきた。
さくら
どうしたん?ひどいケガ・・・
光一
なんでもない・・・コケただけや
剛
その傷・・どないしたんや・・・コケただけで
光一
なんでもないって言うとるやろ?
これは、言えやん・・・
光一
はよしやな、リハ、始まるで?
剛
光一、まさか・・・
歌番組のリハがすんだ。

本番もすんで、みんな帰り支度を、している。
俺は、光一に問い詰めた
剛
光一、なんで話してくれやんのや!
光一
・・・・
剛
光一!
光一
俺な・・・・
(裏切るふりをしよう。・・あいつと・・・高月と剛を、近づけたらあかん・・・)
光一
た、高月さんと、食事をする約束したんや
剛
はぁ?
光一
(し、しまった。顔、ひきつってたかな)
光一
お、俺がこけそうになったところを、あの人がかっこよく助けてくれたんや。そ、そのお礼がしたくてな
(痛い嘘やけど・・・)
剛
そうなんや
(そのわりには、けがの手当てしてくれやんのやな)
光一
ほんじゃ、お先に帰るわ。おっ疲れー
空元気に、帰っていく光一。
光一
(剛、さくらのこと、頼んだで?)
剛
・・・・・?
光一の、心を知らない剛だった。
光一
あいつ、次はきっとさくらを・・・・
そう思っている光一は、その場を離れた。
さくら
剛、早いね。あれ?光一は?一緒やないの?
剛
なんや、高月さんと食事行くんやて。助けてくれたお礼をするとかで・
あいつ、ホモなんかな(笑)
さくら
・・・・・
剛
ほな、俺も帰るわ。じゃあな、さくらちゃん
さくら
うん、お疲れ様。
そして、その帰り道、明菜ちゃんとバッタリ遭遇してしまう剛。
剛、明菜
あっ・・・・
剛
ちょうど、よかったわ。映画、いかへん?
明菜
えっ?
剛
・・・っていうか、言うといてわるいけど、券おいてきてしもたわ
明菜
剛さん・・・
剛
今度、持ってくる。友達と一緒でも、かまわへんから・・・
明菜
わたし・・・・
剛
やっぱ、いややわなぁ~。振った男とやなんて。
明菜
・・・・
剛
ほな、いくわ
ダーッと、走って逃げてきた。
・・・・俺は、ほんまは、券を持っていた・・・
その券を、見ながらおれは・・・後悔してた。

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