第12話

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2026/04/10 03:53 更新






次の日の朝。



電車に揺られてうとうとしてると、








snzk.
あれ、将生やん。おはよ
inmt.
将生くん、おはよー!!!



しのと周杜が乗ってきた。



ふたりと登校中に出会ったことはない。


驚きで目が覚めた。







ん…?なんだろう。





かすかな違和感を感じる…。




hsmt.
おはよう。はやいね




snzk.
周杜が1限の課題やってへんらしくてさ笑

hsmt.
えぇー笑

inmt.
もー!たまたま忘れてたんだって!!










そこで俺は気づいた。











周杜が元気すぎる。









周杜が元気なのはもともとだけど、いくらなんでも、なんか……空元気っていうか……。




何かあったのかな?













ふたりと電車に乗ること15分。





しのは朝が早かったのか、寝てる。


しの、寝顔が赤ちゃんみたいだな…。





ちらっと周杜の方を見る。






hsmt.
……?




周杜の表情が暗い。


目は虚ろで、光がない。



俺の視線に気づいたのか、周杜もこっちを見る。



hsmt.
しゅ、周杜、どうしたn……

inmt.
…! 大輝!もう着くよ!起きて〜!!


snzk.
……ん…あれ、俺寝とった…?

inmt.
ぐっすりだったよ




俺が話しかけようとすると、周杜はしのを起こし始めた。


無視された……?

心がひゅっと冷たくなるのを感じた。
















駅から出て学校へ向かってるときも、違和感は増えていくばっかりだった。



snzk.
周杜、そういえば課題はなんの教科なん?

inmt.
物理!!嫌い!


snzk.
まあ今回の課題はむずかったわ



hsmt.
俺も今日物理ある。宿題出るか…?
snzk.
出るんちゃう?笑

inmt.
将生くん難しいから頑張ってね〜!!

snzk.
まずは周杜も頑張らな




周杜……。


なんだか無理して元気な気がする。












しのが笑ってる時、周杜の目からまた光が消えた。




曇ってる表情に、俺の心配が止まらない。




hsmt.
周杜、大丈夫…?

inmt.
…大丈夫だよ





ウソだ。絶対。


大丈夫じゃない人ほど、大丈夫って言う。俺もそうだったから。










でも俺は、それ以上聞けなかった。





























それ以上聞いたら、周杜が散って消えてしまいそうだった。
















































周杜が、俺から離れていってしまいそうだったから。











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