2日目の予定はキャンプだった
広大なキャンプ場を貸し切っている
ホテルのようなコテージには
それぞれ部屋が割り振られた
わたしの部屋は
隣にジョングクくん、
上の階にはジミンさんとテヒョンさん
完全アウェイな部屋割りだ....
え、じゃあどうしてテヒョンさん?
他のジョングクくんの友達は?
なんの話でこんなに火花を散らしているのか...
わたしが首を傾げて見ていると、
ジミンさんが隣に来た
キャンプ場には遊ぶものもたくさんあって、
目の前の湖ではボートを、
大きな広場にはサッカーやテニス、プールもある
100人以上いる従業員でも
十分に遊べるだけど大きさがある
わたしも散歩がてら散策
湖の周りの遊歩道を歩く
スポーツで盛り上がる声や
ボートの中での笑い声がよく聞こえる
大きな湖は太陽に煌めいて
水面がキラキラと光って
向こうの山から風が吹き抜けると
湖を渡って足元の雑草が揺れる
そんな大自然を見ながら
あまりにも自分がちっぽけで
少しだけ悔しくなった
ジョングクくんは胸に手をおいた
そんな褒め言葉を
そんな涼しい顔で....///
そう言って肩を抱くと
その手で頭をガシガシと撫でる
髪が乱れることを心配しながら
心の中はすごく嬉しかった
やっぱり、あなたに会えて良かった
やっぱり、そういうあなたが好きだな..
料理対決では、ジミンさんが塩を入れすぎて
本気で怒ってるジョングクくんに大笑いして
ユンギさんが作ったポッサムが
この世のものと思えないくらい美味しくて
この戦いに惨敗した
でも、いつまでも自分の作った参鶏湯を
もっと上手くできた、と子供のように拗ねる
可愛らしいジョングクくんを見れて
密かにわたしは満足していた
その後はスタッフみんなで
質問ゲームをして盛り上がり
お酒を飲みすぎて、笑いすぎて
楽しすぎて、幸せだった
「社長!!
秘書のいいところを
一つだけ教えてください!!!」
そう言って甘い笑顔を見せたまま
焼酎の瓶を飲み干した社長は
男らしいかっこよさと可愛さが最大限を溢れ出て
しばらく噂になってしまった
好きな人にしか見せない笑顔を見てしまった、と
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。