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第1話

001┊︎ 任務前日
271
2025/08/01 13:51 更新
風がやわらかく、庭の草花を揺らしている

蝶屋敷の縁側に腰を下ろし、手元の刀の柄にそっと触れた

明日から、いよいよ初めての任務!!
鬼殺隊として、“ひとり”で現地に立つ最初の任務

不安じゃないと言えば嘘になる
でも、それ以上に「ちゃんと役に立ちたい」という想いが強くて

そんなときだった
……ここにいたんだ
静かな声が背後から届く
振り向くと、そこに立っていたのは
あなた
無一郎くん!
無一郎は私の隣にスっと腰を下ろした
時透 無一郎
明日、行くんだよね
時透 無一郎
初任務
あなた
うん、1人じゃないけど
あなた
今回は先輩が‪”‬監督‪”‬としてついてくれるの
あなた
実戦での動きとか、判断とか、全部見られてるって思うとやっぱり緊張しちゃうな
そう言って少しほほ笑みかけると、彼は目を細めた
そして、ぽつりと言葉を落とす
時透 無一郎
……怖くないわけ?


 少し考え
あなた
怖くない訳じゃないよ、でも,,,
言葉の途中で風が吹き、髪の毛を揺らした

無一郎はそっとそれを払ってくれた
あなた
でも、無一郎くんに沢山教えてもらってるし
あなた
それが支えになるの、だから…頑張ってくるね
そう言って笑うと、彼の手が一瞬あなたの袖を掴んだ
時透 無一郎
やっぱり、行かない方がいいんじゃないかな
あなた
え?
あなた
なんで、?
彼は少し視線を伏せてから、静かに言った
時透 無一郎
…もし君が帰ってこなかったらって思うと
時透 無一郎
なんかこう…胸が苦しくなるんだ
あなた
無一郎くん,,,
時透 無一郎
僕は今まで沢山の人が消えていくのを見てきたよ
時透 無一郎
鬼に喰われた人、仲間の人、みんな目の前から居なくなった
彼は貴方の方を真っ直ぐ見つめる
時透 無一郎
でも、君だけが,,,君が居なくなるのは
どうしても想像出来ない
その目には確かな迷いと、ほんの少しの震えが宿っていた
あなた
ごめんね
でも、私行くよ
あなた
ちゃんと鬼殺隊の一員として
時透 無一郎
うん、、、








その直後
時透 無一郎
だったら、お願いがある
あなた
お願い、?
無一郎は少し言いずらさそうに目を逸らして

でも、覚悟を決めたように言った
時透 無一郎
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第二話へ続く


  次回┊︎  無一郎のお願いとは,,,?

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